医師出張のお知らせ
【本 院】
小林 仁本院院長      7月18日(月)
有田 賢本院副院長     6月29日(木)、30日(金)、
              7月1日(土)、3日(月)、4日(火)
大澤倫子医師        8月8日(火)

【8・3プラザ分院】
小林衣子8・3プラザ院長  7月18日(金)
大澤倫子医師        8月9日(水)


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# by kobayashi-skin-c | 2017-06-15 17:46 | お知らせ | Comments(0)
8月お盆期間、休診のお知らせ
本院、8・3プラザ分院共に、
8月12日(土)、14日(月)、15日(火)のお盆期間、
職員休暇のため休診いたします。

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# by kobayashi-skin-c | 2017-05-07 15:55 | お知らせ | Comments(0)
2017年4月教室 『話題のアトピー性皮膚炎治療戦略』
NHKなどのニュースでも報道されたアトピー性皮膚炎の新しい治療薬、抗IL31療法。いったいどんな治療法でしょうか。アトピー性皮膚炎の原因として皮膚バリア機能の低下が明らかとなり、保湿スキンケアの重要性が分かりました。しかし、保湿だけでアトピー性皮膚炎のつらさが改善されるわけではありません。アトピー性皮膚炎患者のだれもがかゆみの苦しさにつらい思いをしています。このかゆみのメカニズムに効果を発揮するのが「抗IL31療法」です。最新の話題をお届けしたいと思います。

今年の3月2日、3日の報道をご覧になった方も大勢おられることと思います。
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京都大学医学部皮膚科教授の椛島先生が主体となって行った研究成果が、米国の医学雑誌に掲載されました。その概要は次のとおりです。
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アトピー性皮膚炎で痒みは必発であり、痒み→ひっかく→皮膚炎の悪化→痒みの悪化→さらにひっかく→・・・・の悪循環が生じます(itch scratch cycle)。アトピー性皮膚炎の治療においては、痒みのコントロールが最大の目的となります。
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アトピー性皮膚炎の病態研究が進むにつれて、痒みにかかわってくる様々な原因が明らかになってきました。
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なかでもIL-31と呼ばれる物質が重要であり、IL-31の働きをとめる薬剤(ネモリツマブ)の開発が行われたのです。
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ネモリツマブはモノクローナル抗体と呼ばれる製剤で、生物学的製剤の一つです。乾癬の治療ではすでに10年前から実用化されていましたが、アトピー性皮膚炎の治療でも近々使えるようになります。ネモリツマブ以外にも生物学的製剤をはじめ新薬の開発が相次いでおり、ことに重症のアトピー性皮膚炎のため苦しまれている患者さんにとって、大きな福音となることが期待されます。
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# by kobayashi-skin-c | 2017-05-07 15:43 | 「皮膚の健康教室」抄録 | Comments(0)
2017年5月 『残雪の暑寒別岳』 May 2017 "Spring Ski in Mt Shokanbetsu"
暑寒別岳(しょかんべつだけ)標高1492m。

暑寒別天売焼尻国定公園内にある。増毛山地の主峰で第三紀(約400万-200万年前)に活動した火山。山名の由来はアイヌ語で「滝の上にある川」を意味する「ソー・カ・アン・ペツ」より。冬の季節風が厳しいため積雪が多く、初夏でも残雪が多い。山頂には一等三角点(点名は「暑寒岳」)が設置されており、平成20年の三角点標高改訂により1491.4mを1491.6mに変更された[Wikipediaから引用]。

それにしてもなんとロマンチックな名前。アイヌ語の名に、この漢字をあてた先人のセンスに敬服。

羊蹄山と、大雪旭岳の合間に、ノマド宮下親分の案内で増毛町の山小屋『暑寒荘』に泊まり、暑寒別岳に登頂、春スキーを満喫した。

札幌をお昼に出発し、暑寒荘に到着。
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ポンショカンベツ川に架かる橋の上で、増毛の町で買った「たこテン」、「えび天」をつまみに、まずは乾杯。
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夜は宮下親分・シェフが料理した「イタリアンサラダ」、「チーズフォンデュ」に舌鼓を打ち、もちろんお酒もたっぷりと頂いた。
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翌朝は0500起床。朝食(宮下親分が作った「チャンプルー」)を食べて、0615に山小屋を出発した。山小屋上からすぐにスキーを装着。
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途中、軽く藪漕ぎはあったものの、快適な尾根歩きへ。ゆるゆるとダケカンバの林を登る。
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森林限界を過ぎて、通称「ドーム」に到達するころから強烈な風。途中引き返して来る人もいる。昨日は、ほとんどの人が爆風のため、登頂を断念したとの事であった。
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強風を避けるように隊列を組み、前かがみの姿勢で頂上下の斜面を登る。

頂上直下まで来ると、なんと無風。宮下親分いわく「ムフッ❤」
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雪の暑寒別岳に初登頂!
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山頂から望む浜益岳、浜益御殿、雄冬山、西暑寒別岳(左から)、そして日本海。
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真っ白な雨竜沼湿原も見える。その向こうは大雪・十勝連峰。遠く遠くに真っ白な浮島(利尻)も見えていた。感謝、感謝、大感激。
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そして、そして大斜面を滑り降りた。しっかりとしたザラメ雪をかっ飛ばす。
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そして大斜面に描かれたシュプールを振り返る。
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暑寒別の山に、宮下親分に、一緒に登った仲間に、そして今日の天気に感謝。名残を惜しみつつ、日本海に向かって最後の滑降。また半年もするとパウダーの季節がやってくる。北海道って、なんて素晴らしい。
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# by kobayashi-skin-c | 2017-05-07 14:24 | PHOTO & ESSAY | Comments(0)
2017年5月 『オカマと地獄を滑る』 May 2017 "Ski in the Volcano Pot and the Hell"
ザラメ雪となり、雪崩の危険も少なくなった羊蹄山、大雪旭岳を滑った。
オカマ(お釜)は、羊蹄山の山頂にある火口。地獄は、大雪旭岳の今も活動を続ける爆裂火口(地獄谷)。

羊蹄山にはパウダースノーを求めて冬に訪れているが、山頂を踏むことは難しい。この残雪期がチャンスとなる。昨年、比羅夫登山口から山頂、お釜滑走を13時間をかけて果たした。今年は残雪量が多く、真狩登山口からふたたびチャレンジした。

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ゴールデンウイーク後半、素晴らしい晴天の日が続いた。青空の下、羊蹄山がすっくと立つ。目指せ山頂。

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登山口の雪は消えていたが、1合目半あたりからはスキーを履いて登った。4時間で避難小屋のある9合目まで辿り着いた。雪はザラメから表面がクラストした硬い雪面となる。

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外輪山に到達。お釜を見下ろす。

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やったね!一気にお釜の底へ滑り込む。クラストした表面の氷がスキーに切られて降り落ちる。ザザザザーーッと凄い音だ。滑りの模様は動画をご参照ください。https://youtu.be/XwsHSgSkCEM

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お釜の底で歓喜!

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お釜から外輪山へ登り返し、一気に麓をめがけて滑り降りる。眼下には洞爺湖、噴火湾。遠くに駒ヶ岳が望める。

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途中、第2テラスの沢は雪崩のデブリで埋まっていた。これだけ大きなのに遭遇したら、とても助からないだろうな。

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7時間で下山。昨年の約半分の時間。この日の天気、そして雪に感謝。
麓の真狩村では畑起こしの真っ最中。春だ。



そして、大雪旭岳へ。
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旭岳山頂からのスキー滑降はすでに3回果たしているが、いずれも裾合平方向への北斜面だった。いつも気になっていたのが「地獄谷」。山頂直下からまっすぐに切れ落ち、「姿見の池」に向かって大きな地獄の口を開けている。今も大きな噴気を活発にあげている。晴天、しまったザラメ雪。小さな雪崩痕はいくつも観察されたが、今日は大丈夫そうだ。「旭岳地獄谷、行けますよ」と、ノマドの宮下親分からも背中を押されていた。親分の指示通りに、「金庫岩」の脇から地獄の底へ向かって真っ逆さま。

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緊張した!それにも増して面白かった!

ところが斜面が緩くなるにしたがってストップ雪に悩まされ、脚はパンパン。噴気孔脇を滑りぬけるころはよれよれだった。止まってしまうとイオウガスで命にかかわる。必死でこらえたが、噴気で喉がヒリヒリとした。
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お疲れさん。

下山後は、ロッジ・ヌタプカウシのお世話になった。露天風呂とビールが最高だった。念願だった「地獄谷」滑降。一緒にチャレンジしてくれた衣子に感謝。
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# by kobayashi-skin-c | 2017-05-07 12:40 | PHOTO & ESSAY | Comments(0)