2012年10月23日教室 『永遠の若さと美しさ:シミ、しわの治療』
人類永遠の課題とは?「不老不死」、「永遠の若さ・美しさ」。
神代の昔から現代にいたるまで、「永遠の若さと美しさ」を得るために私たち人類は、幾多の労苦も、幾多の犠牲も顧みずいかなる努力も惜しまなかった。あらゆる食物から、薬草から、はては動物の糞にいたるまで、口に入れ、肌に塗り、若く美しくあり続けることを願望してきた。
 現代医学・科学の発展は、その願望・欲望をかなりのところまで満たすにいたっている。シミに対しては各種レーザーの発達が、しわに対してはボツリヌス菌毒素、レチノイン酸がたいへん有効である。
 どのような方法が現在可能であるのか、そしてどんな注意が必要なのか、はたまた「永遠の若さ・美しさ」を問う人生観について、一緒に語りましょう。

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さて、私の結論は?
上の写真を見てなんだか変だと思いませんか。この美女の顔は、じつは人工皮膚。現代科学・技術はまさに永遠の若さと美しさを可能にしています。けれども、一生仮面をかぶった人生って、いったいなんでしょう。
 美しさに絶対的な永遠はありません。美しさは私たちの心の中に、そして、愛する人の瞳の中に存在します。つまり、美しい心と、愛しい人を持ち得ることが、人生における永遠の美しさではないでしょうか。
 そして、往きとし死せる生きものにとって、永遠の若さはありません。顔に刻まれるしわの一つ一つは、私たちの人生の歩みであり、私たちそのものではないでしょうか。
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by kobayashi-skin-c | 2012-11-14 17:02 | 「皮膚の健康教室」抄録 | Comments(0)
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