2016年4月『雪と氷の峰々-アルプス・オートルート②』April 2016 "Re-challenge of Alps Haute Route②"
無事にツェルマットに下山。しかし下山後も悪天候が続き、まる3日間マッターホルンは姿を現すことはなかった。

4日目の朝、
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ついに『孤高の巨人-マッターホルン』が姿を現した。他に比べようもない圧倒的な存在感を示す。

ゴンドラ、リフトを使ってかけ上がり、新雪のテオドゥーロ氷河を滑降した。オフピステゆえに、どこにクレバスがあるか分からない。先行者のシュプールをたどるように滑った。
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その動画模様は、以下のYouTubeサイトをご覧あれ。
https://youtu.be/ndXh0fegKmk
https://youtu.be/3p_TH8lYbvg

翌日は、ツェルマットアルパインセンター(山岳協会)にお願いして、現地のガイド、ルーディに連れられて『ブライトホルン4164m』を目指した。ツェルマットの町からはゴンドラ、ロープウェイを乗り継いで一気に3883mのクラインマッターホルン山頂駅へ。長いトンネルを抜けてスキーコースへ。しばらく滑り降りてコース外へ、さらに大雪原を降り気味にトラバースして、いよいよスキーシールを装着してブライトホルン山頂を目指した。新雪だ。
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約2時間、他のパーティーと抜きつ抜かれつ、ラッセルを交代しながら、やがて稜線上に出て、ルーディの『Congratulations!』の声に招かれた。モンテローザもマッターホルンも同じ高さに見える。遠くにはモンブランがひときわ高く聳えている。山頂ならではの感激を味わった。
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そして、新雪の急斜面にドロップイン。
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あっという間に滑り終えたが、緊張のせいか、はたまた空気が薄いのか、喘ぎながらの滑降であった。
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ルーディとは山の上で別れ、この日はスイス・イタリア国境線上に建つテオドゥーロ小屋に泊まることとした。改築されたばかりのテオドゥーロ小屋(イタリア山岳協会所属)には、マッターホルンを眼前に望む素敵なレストランがあり、眺めと言い、食事と言い、山小屋と言うよりも山岳ホテルという趣であった(寝るのは暖房なしのカイコ棚ではあったが)。
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テオドゥーロ小屋からは夕日、朝日、そしてAbend Rot, Morgen Rotをたっぷりと楽しんだ。

マッターホルンをシルエットに浮かび上がらせる夕日。そして夕焼けの峰々。
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ミシャベル山群から昇る朝日、そして朝焼けのマッターホルン、イタリア側の峰々。
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アルプスを滑る最後の日、イタリア側の美しい町Cervinia/Breuilまで滑り降り、違った角度からのマッターホルンを眺めた。
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そして、マッターホルンを眺めながら、再訪を、願わくば登頂を心に期した。モンテローザホテルの壁に飾られたWhymperの胸像にもお願いをしておいた。
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by kobayashi-skin-c | 2016-04-27 06:18 | PHOTO & ESSAY | Comments(0)
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