2016年4月 『パリ、ルーアン』 April 2016 "Paris, Rouen"
アルプス・オートルートへの途中、札幌→東京→パリの乗継が必要であり、せっかくだから『花のパリ』も少し楽しむこととした。パリ・シャルルドゴール空港に夕方着。スキー用具は空港内のBaggageに全部預けて、RER電車を乗り継ぎ、サン・ラザール駅へ、そしてフランス国鉄の電車でルーアンの街へと向かった。ルーアンはセーヌ川の河口にある古都。大聖堂とジャンヌ・ダルク終焉の地として知られる。亡き遠藤周作が青春のひと時を過ごした町である。

ルーアンの街並
c0219616_2220717.jpg
c0219616_22202419.jpg
c0219616_22254723.jpg



ノートルダム大聖堂。太陽が醸し出すファサードの光のうつろいを、モネが連作として描いた。1063年に創建された大聖堂は、現代に至ってもまだ改修が繰り返されている。
c0219616_22252194.jpg
c0219616_22261658.jpg



ジャンヌ・ダルク教会。15世紀のこと、英仏百年戦争に敗れたフランスを救った少女ジャンヌ・ダルクは、「魔女」の汚名を着せられ、この地で火刑に処せられた。ジャンヌ・ダルクをしたう多くの人々がこの教会を訪れる。ステンドグラスは16世紀に作られたという。
c0219616_2229548.jpg
c0219616_22302013.jpg



翌日パリに戻り、ロダン美術館を訪れた。日本における近代美術に大きな影響を与えたロダン。その彫刻、塑像を集めた美術館は、かつてロダンの邸宅であった。館内のみならず、広大な庭のいたるところに、ひっそりと、そして華麗に像が佇んでいた。
c0219616_22362441.jpg
c0219616_22364192.jpg


『地獄の門』
c0219616_2238272.jpg


『カレーの人々』
c0219616_22383924.jpg



c0219616_22391535.jpg
言わずと知れた『考える人』。しかし私にはどうしても、トイレで便秘に苦悩する男の姿にしか見えないのだが。

c0219616_22413560.jpg
こんな大勢の人に囲まれていたら、「出るものも、出ないよなあ」と同情してしまったが・・・・。フランスの美術館で感心するのは、子供達が多いこと。けっしてお行儀が良いわけではないが、その機会を与える環境と、少々の騒音を許してしまう大人たちの許容。うーーむ。


パリの街の中に『パッサージュ Passage』と呼ばれるアーケード街がある。18世紀末から19世紀前半にかけてパリのいたるところに作られ、パリジャンの憧れであったアーケード街も、今はデパート、大型店舗にその座を奪われ現存するのはわずかのみとなった。その一つ、Passage des Panoramas 53番地に素敵なお店があった。北海道出身、札幌グランドホテルで修行を積んだ「佐藤伸一さん」がシェフを務めるレストラン。その名も『Passage 53』。素敵な、美味しいご馳走を頂いた。
c0219616_2303556.jpg
c0219616_231886.jpg
c0219616_2312292.jpg
c0219616_2321649.jpg
c0219616_2324821.jpg



その夜観たバレー『ロミオとジュリエット』に魅了された。Dorothee Gilbertが踊るジュリエットは、かろやかで美しく、そして一途に情熱的であった。
c0219616_2353055.jpg



パリを離れて、ジュネーブへ、さらにシャモニーへと向かった。ここからオートルートが始まった。
[PR]
by kobayashi-skin-c | 2016-05-02 22:53 | PHOTO & ESSAY | Comments(0)
<< 2016年5月から大澤医師が加... 2016年4月『雪と氷の峰々-... >>