2016年11月 『晩秋、落穂ひろい』 November 2016 "Des glaneuses"
「Des glaneuses(落穂ひろい)」、フランスの印象派画家ミレーの代表作。「晩鐘」とともに晩秋の農村風景として名高い。
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『落穂ひろい』??

いたいた、カラスの『落穂ひろい』!!。ポプラ並木横の実験田圃に落穂を探すカラスが群れていた。
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晩秋の北海道大学で「坂本直行さんのスケッチブック展」が開かれていた。
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坂本直行は昭和初期、北海道大学山岳部草創期に学生時代を過ごし、卒業後は日高地方で牧場開拓にあたった。貧しい開拓生活の中、日高の山々を描き、やがてその画才に目覚め、画家として独立した。坂本直行の作品としてもっとも有名なのは、あの「六花亭(旧名帯広千秋庵)」の包み紙を彩る野の草花の絵である。
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展示物の中に、日高の坂本直行の開拓地を訪れた客人の芳名録(随筆集)があった。有馬 洋、有馬 純兄弟の2ページが開かれていた。
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私の学生時代の同級生有馬君の伯父・父君のものである。有馬 洋は北海道大学山岳部在学中に日高で遭難死した。有馬 純、いや有馬先生は私の学生時代、北海道大学結核研究所(現免疫研究所)の所長で、実は私たちが学生時代に結婚式を挙げたとき仲人をつとめてくださった。残念なことに有馬先生は先年天国に召された。その有馬先生の若々しい、そしてロマンティックな文章に感激した。展示物の撮影は禁止であったが、周囲に人がいないことを確かめてカシャリした。

晩秋、言葉以上に物寂しい。もうすぐに本格的な冬が来る。
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by kobayashi-skin-c | 2016-11-20 16:39 | PHOTO & ESSAY | Comments(0)
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