初夏、北大キャンパスには夏の匂いが漂っている。夏草が生い茂り、芳香を放つ。少し、暑苦しい匂いだ。これが生きる匂いなのだろう。北大キャンパスに命が溢れている。
オオハナウド
ピンク色のハマナス、芳香が強い
クロユリ
・・・アヤメ
オオウバユリ
新渡戸稲造とヤマボウシ
そして、草木に育まれ生きる動物たち。
キタキツネ、やはり野生の顔をしている。
オシドリの子育て。12羽が孵化したが、10羽に減ってしまった。
中央ローンにて、満開のヒナギクの中で女学生が本を読む。
学生たちも、この北大の自然に育まれながら大人になる。
ポプラ並木でこんな生き物にも出会った、・・・・・
いや失礼! 第106代北海道大学応援団西尾和真君である。
北大は素敵である。つくづくと思う。
ただ、こいつは厄介だ。とくに子育て中の初夏、親カラスは気が立っていて、そばを通るヒトに襲い掛かる。散歩中、執拗に威嚇され、私が足早に去ろうとした瞬間、後ろから頭をガツンとつつかれた。出血はなかったが、けっこう痛かった。カラスも必死に生きている。