カテゴリ:PHOTO & ESSAY( 187 )
2017年10月 『宮島沼のマガン達』 October 2017 "Wild Geese in Lake Miyajima, Hokkaido"
噂には聞いていたが、「マガン達」どころではなかった。
秋、シベリアから日本の本州へと渡る鳥たちが、北海道の湖沼で羽を休める。その一大飛来地が、ラムサール条約にも指定される美唄市宮島沼。マガンのほかコハクチョウ、カリガネ、コクガンなども集まるが、ほとんどがマガン。その数、6万羽とも7万羽とも。

夜が明けるころ、その数万のマガンがいっせいに飛び立つ。鳴き声も羽音も凄まじい。秋の一瞬のスペクタクル。
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朝4時に家を出て、5時半の日の出、飛び立ちを観察し、8時半にはクリニックへ。疲れたけど、余りある大自然の感動を与えてもらった。

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by kobayashi-skin-c | 2017-10-18 18:22 | PHOTO & ESSAY | Comments(0)
2017年10月 『乾癬の会 第25回豊富温泉湯治ツアー』 October 2017 "Toyotomi Hot Spa in Hokkaido"
1993年に始まった乾癬の会の「豊富温泉湯治ツアー」が今年で25回目を迎えた。今年も多くの仲間たちが、北海道内から、そして遠く東京、埼玉、長野からも参加した。

豊富温泉ふれあいセンターは、今年8月、厚生労働省から「温泉つき健康保健施設」の認定を受けた。豊富温泉ふれあいセンターでの湯治は、税の医療費控除の対象となり、より身近なものとなった。今年の25回目の湯治ツアーでは、記念として日本温泉気候物理学会「北海道地区研修会」とコラボした学習懇談会も行われ、小生も『乾癬とアトピー性皮膚炎-その原因と治療、そして豊富温泉の湯治の役割』について講演を行った。

多くの乾癬仲間たちと集い、ともに温泉に入り、語り合う。楽しく暖かな時間を過ごすことができた。今年は天気にも恵まれ、サロベツ原野からは利尻富士を仰ぎ、宗谷岬からはサハリン(樺太)を望むことができた。

豊富温泉ふれあいセンターの湯治用の朝の浴室。大正年間、石油掘削のために掘られた井戸から噴出した温泉だけに、湯には温泉の花ならぬ「油」が浮いている。
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乾癬の会学習懇談会、温泉療法医会合同の講演会
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皆で訪れた稚内公園「氷雪の門」、そして日本のてっぺん「宗谷岬」
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夕焼けに和む豊富温泉、ふれあいセンター
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皆で語らい、楽しく暖かい時間を過ごした。
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10月29日は『世界乾癬デー』。このTシャツを着てみんなで東京タワーに集まることが企画されている。"Inspire Japan"をネットでお探しあれ!
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by kobayashi-skin-c | 2017-10-18 17:55 | PHOTO & ESSAY | Comments(0)
2017年10月 『深秋の山歩き(空沼岳)、岩登り(西岩狭)』October、2017 "Climbimg in the Autumn Color"
10月、秋は北から南へ、高山から低山へ。
空沼岳に登り、西岩狭を攀った。


空沼岳万計沼。素晴らしい景色、紅葉に言葉を失う。
ここは、我家から登山口まで車で30分、登山口から1時間の森歩き。
こんな近くにこんな絶景が待つ。
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さらに40分登ると真簾沼が待つ。
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さらに40分で空沼岳頂上に立つ。頂上付近の木々は葉を落としていたが、裾野に錦模様が広がる。頂上の向こうに支笏湖と、それを取り囲む山々が望まれる。羊蹄山は白い雪をもう被っていた。
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旭川近郊に「西岩狭」と呼ばれるクライミングゲレンデがある。
ノマド宮下親分に連れられて紅葉の中のクライミング。親分によると、「西岩狭」は有名な「青巌峡」をもじった命名だとか。こじんまりと狭いが、美瑛川が穿ったピリリと厳しい岩壁である。5.8-9の壁に挑み、私は1勝2敗、衣子は3勝無敗。この差は何だろう??
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宮下親分の模範演技は5.11b。オーバーハングの核心部をさらりと、美しく攀じ登った。
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この日の朝の気温は5℃。岩は冷たく痛かった。冬が近い。

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by kobayashi-skin-c | 2017-10-18 17:28 | PHOTO & ESSAY | Comments(0)
2017年10月 『札幌の朝日、夕日、そして虹』 October, 2017 "Sunrise, Sunset, and Rainbow in Sapporo"
『女心と秋の空』、札幌の秋はいつもうつろいやすく、さまざまな顔を見せる。魅力的だ。

朝日に輝く札幌
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夕日に照らされる札幌
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突然の驟雨、そして虹がかかる札幌
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by kobayashi-skin-c | 2017-10-18 16:56 | PHOTO & ESSAY | Comments(0)
2017年9月 『今年もカープ!赤く燃えた!!』 September 2017 "Hiroshima Carp, Victory Again!"
セリーグ連覇、おめでとう広島東洋カープ。
今年も応援に燃えた。赤で埋め尽くされたマツダスタジアムは、異様と思えるほど、美しかった。
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しかし私たちに眼前の胴上げシーンは、かなわなかった。マジック1となりながら、迫り来る台風18号の雨の中、応援空しく、ヤクルトに惜敗。翌日は台風の風雨強く中止。やむなく札幌に戻ってから、翌々日の甲子園での優勝シーンはテレビ観戦。
「台風18号め!」
優勝胴上げシーンを奪い去ったばかりでなく、大雪山の紅葉も散らしてしまった。

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by kobayashi-skin-c | 2017-09-29 10:20 | PHOTO & ESSAY | Comments(0)
2017年9月 『今年の大雪山の紅葉』 September 2017 "Autumn color in Dasetsu Mountains, Hokkaido"
「今年の大雪山の紅葉は『今世紀始まって以来』、『50年に一度』の素晴らしさ」などの情報がFacebook仲間の記事で知らされた。しかも「今年の紅葉は早い」とのこと。しかし、台風18号が過ぎ去ってから訪れた大雪山の山の上では、目指すナナカマドの紅葉の葉はすべて散らされていた。

それでも、山上の雲の平にはチングルマ、クロマメノキ、ウラシマツツジの草木の紅葉が広がっていた。一日、黒岳石室に泊まって満天の星、雄大な朝焼け・日の出、赤い絨毯の景色を堪能した
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桂月岳山頂から日の出を迎える。朝日は黒岳の左脇から昇ってきた。

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朝は氷点下、ウラシマツツジの葉に霜が降りていた。
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北鎮岳、凌雲岳を背後にひかえる黒岳石室。この夜は私たちのほかには一人しか宿泊していなかった。
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山で食べる食事は何よりもご馳走。


山上の紅葉は終盤を迎えていたが、山麓の森には目を見張る紅葉が待っていた。毎年訪れる大雪高原温泉。錦模様の木々に囲まれる沼々を巡った。
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さらに、1週間後。大雪山愛山渓温泉から沼の平へと入った。誰もいない沼の平。秋の青い空、白い雲、山々と池に沼、静かな時間を過ごした。
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遠くの旭岳はうっすらと雪化粧。冬は間近。

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山の麓の「大雪森のガーデン」は、もうハロウィンの飾りつけ。
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これから秋は足早に里へと降りてくる。街の秋も楽しみだ。

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by kobayashi-skin-c | 2017-09-29 10:08 | PHOTO & ESSAY | Comments(0)
2017年8月 『鹿が落ちる、熊が吼える』 August 2017 "Falling Deer, Roaring Bear"
ノマドのYOUさんから素敵なお誘いがあった。「日高の沢を登りながら釣り糸をたらし、魚を焼きながらキャンプして、星空を見上げながらキャンプファイアの火のわきで酒を飲みましょう」と。「酒を飲みましょう」は私の思い過ごしだったかも知れない。
晴天にも恵まれ素敵な沢登り、そして初体験の渓流釣りもYOUさんの指導で、テンカラを操ることができるようになり、イワナ、オショロコマを釣上げることができた。テントも設営し火をおこし、YOUさんがさばいたイワナの刺身に舌鼓を打ち、ビールを飲みながらイワナが焼けるのを待っていたとき、とつぜん、背後の崖からドサッと、鹿が落ちてきた。
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さてここからの顛末、冷静なYOUさんの記録を引用する(Facebookから)。

「ヒグマの呻き声」

昨日、日高の沢にてキャンプ中、釣りを終えて魚を捌き、皆で焚き火を囲み山の特別な時間を楽しんでいた。突然聞こえたガサガサ音。幕営地のすぐそばにある10mはあろう岩崖から鹿が降ってきた…⤵️…ドフッ…。ボディから見事に落ちた音。

…?! 一同唖然。。。落ちた鹿は、すっくと立ち上がり、上流の方へ消えて行った。

しかし、落鹿のあと数名には崖の上に🐻が居るのが見えた…。どうりで有り得ない出来事が起きた訳だ。🐻の姿はすぐに見えなくなり、焚き火を囲んで再び和やかな時間が始まろうとしていたが、上流側の岩の間からこちらを伺っている黒い影…👀追い払おうと発見者のTさん、応戦。事無きを得たかの様に思えたのは、束の間の出来事だった…。

次の瞬間、遠くから「ぅ"ぇ〜っ!うえ〜っ!ぅぇ〜っ!!」と聞いた事もない様な呻き声がだんだんと大きくなり、明らかに近づいてきていることが分かった。背筋が凍りつくような緊張感が走る。

熊スプレーのトリガーを外し、少しずつ声の方に近づく。崖の急斜面から見下ろす2歳位の若熊🐻 こちらも大きな声を出して応戦。しばらく硬直状態が続いた後、🐻は藪の中へ消えて行った…。

身体の芯に響く様な呻き声から、短い時間に色々な事を考えさせられた。迷わず張ったテントから終わりかけていた夕飯の支度なども全てを撤収し、沢を下り林道へ戻り、最後は暗闇の中、避難小屋までヘッドランプを点けて避難した。

思うに、崖に追い詰めた獲物が落ちた先に、偶然人間が居て、横取りされたと勘違いした若熊が、鹿に執着して何とか落ちたところへ来たかったのだろう。しかしながら、その鹿は無傷ではないだろうが、すぐにどこかへ。。。その事実を知らず、最終的には呻き声を上げて威嚇をし、執念深く人間を追い払おうとしたのでは…。

呻き声からそんな執念と、起きるかもしれない有事への危機感を感じ、即座に撤退の判断を下した。

誰一人襲われる事なく、無事にツアーを終える事ができ、ホッと一安心。この間の接触事故といい、何があるか分かりませんね。
(以上、YOUさんの記録から)

さて、真っ暗な中イドンナップ山荘まで引き上げて、焼きかけのまま撤収した魚を焼きなおし、ムニエルもこしらえて、炊き上がったお釜のまま運んだご飯を食べた。話題は、もちろん熊のことでもちきり。それにしてもYOUさんの冷静な判断に感謝。下の写真は急いで撤退中の沢の中。
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翌朝はイドンナップ山荘近辺の沢に釣り糸をたらし、ふたたび沢登りと釣りを楽しんだ。初心者の私の釣り針にも、多くのイワナ、オショロコマが食いついてきた。もちろんこの日のすべてのお魚さんたちはリリース。
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ああ、楽しかった。


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by kobayashi-skin-c | 2017-09-18 08:42 | PHOTO & ESSAY | Comments(0)
2017年8月 『槍ヶ岳・穂高岳縦走、憧れの大キレット、ジャンダルムを越えて』 August 2017 "Japan Alps"

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憧れの大キレット、ジャンダルムを越えて、槍ヶ岳から西穂高岳、ついでに焼岳まで縦走した。核心部の南岳から西穂高岳までの三日間だけは晴天が続いてくれたことが、何よりだった。上の写真は、南岳獅子鼻にて。ここから大キレットが始まった。

札幌から新千歳空港へ、そして羽田空港へ。電車を乗りついで新宿から松本、さらに新島々へは松本電鉄、そしてバスで上高地へと到着。いよいよ山旅の始まりである。河童橋の向こうに穂高の稜線。テクテクと徳沢に向かった。
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徳沢では運良く「氷壁の宿 徳澤園」に宿泊することができた。
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2日目、徳澤園を出発し、横尾から槍沢沿いにヒュッテ大槍を目指した。お盆休みのこの時期、横尾は、ハイキングを楽しむ人、涸沢に向かう人、槍ヶ岳に向かう人でごった返していた。
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槍沢雪渓を頑張って登ったせいか、気温が高かったせいか、天狗平分岐にさしかかるころから足がぱったりと止まってしまった。それまでの晴天も嘘のようにガスの中へ、そして雨の中。急坂のジグを繰り返しながら、やっとの思いでヒュッテ大槍に到着。残念ながら槍ヶ岳の姿はこれっぽっちも望めなかった。おまけに消耗した体はお酒をまったく受け付けず、楽しみにしていたアイスボールのカクテルは飲めなかった。ヒュッテ大槍からみる槍ヶ岳の姿はこんなであるらしい(ポスターをパチリ)。
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3日目、ヒュッテ大槍から槍の肩へ。真っ白な中、槍ヶ岳山頂を目指した。山頂はどこ?
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山頂からも眺望はなし。前途多難!?

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大喰岳、中岳、南岳を越えて南岳小屋へ。小さいながら素敵な山小屋で、大キレットを終えた人、大キレットを目指す人がこの小屋に集まる。情報交換の話しに花が咲く。夕食を終えて間もなく、外が明るくなり、皆はいっせいに外に飛び出した。今までガスに包まれていた景色は一変し、太陽が顔を見せ、獅子鼻からは大キレットの全貌を見渡すことができた。
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4日目、早朝はガスに包まれていたが、5時ころから青空が広がった。
さあ、大キレットへ出発。
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いきなり、長ーーい梯子。まあ、梯子が一番安全なんだけど、・・・・
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安定した山道に出たころ、飛騨側に虹がかかった。
行く手に「長谷川ピーク」がそそり立ち、その向こうに雲がかかる北穂高岳。
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核心部の「長谷川ピーク」、「飛騨泣き」が続く。心地よい緊張感を楽しんだ。

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そして、歓喜のゴール北穂高岳小屋に到着。
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天空のカフェには、ビールジョッキが待っていた。
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5日目、晴天の朝を迎えた。常念岳の向こうに朝日が昇る。朝日に照らされた槍ヶ岳、大キレットに感嘆する。
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大キレットに滝雲が流れた。
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北穂高岳山頂から、奥穂高岳、前穂高岳を望む。
憧れのジャンダルムも姿を見せた。
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北穂高岳から穂高岳山荘まで。この間も気の抜けない岩稜歩きが続く。岩間に咲くイワギキョウに心が和む。
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そして、穂高岳山荘に到着。明日のジャンダルム、西穂高岳縦走に備え、ゆっくりと休息した。山仲間との素敵な出会いもあった。
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6日目。いよいよ縦走も最後の難関へ。
奥穂高岳から西穂高岳へは、高橋 守ガイド(POWER ZONE)に先導された。心強かった。
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山頂から「馬の背」を降る。ナイフリッジに緊張がみなぎる。
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そして、ジャンダルムが眼前に。
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先行者が視認できる。もうすぐだ。正面のリッジを直登した。
そして「黒い天使」が待つジャンダルム山頂に至った。
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気の抜けない岩稜を歩き、西穂高岳山頂に。
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やったね、ご苦労さん、自然に笑みがこぼれる。


7日目、西穂高岳山荘から焼岳を経由して、上高地へと下山した。
無事が何より。
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焼岳山頂は、ふたたび真っ白なガスの中だった。
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念願であり、憧れであった「大キレット」、「ジャンダルム」。大好きな上高地を出発して、7日間の充実した山旅であった。天候に恵まれ、無理せず、各駅停車の山小屋泊まりをしたことが良かったのか、歩ききった自信は大きい。「POWER ZONE」の高橋ガイドさん、岩登り訓練と助言を与えてくれたノマド・宮下親分、山小屋で出会った山仲間たち、そして最後まで一緒に歩ききった衣子に、感謝、感謝、感謝。


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by kobayashi-skin-c | 2017-08-19 16:37 | PHOTO & ESSAY | Comments(0)
2017年7月『夏、危ない大人の遊び』 July 2017 "The Summer, Dangerous Fun"
今年の札幌は暑い、と思うことがここ最近数年も続いているようだ。
そんな夏、小樽赤岩で、深川オロエン川で遊んだ。『大人の危険な遊び』、これが楽しいのだ。

まずは、赤岩西壁ノーマルをYOUさんがトップで衣子が続く。
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私は、西壁カンテを宮下親分トップにフォロー。そう、今日はノマド宮下親分、YOUさんの豪華ダブルサポートでの赤岩。安心、安心。
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頑張れ、もう一息。眼下の海が美しい。
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沖合いを豪華客船が航行する。
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赤壁クラックを衣子が果敢にチャレンジ。YOUさんのサポートでクリア。拍手、拍手。
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宮下親分は、"Tear Drop"のオーバーハングを、力技でねじ伏せる。感嘆、感嘆。
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そして、深川オロエン川の沢登りに、ノマドオダッチが連れて行ってくれた。
最初はゆるゆると浅い沢を登って行ったが、次第に核心部に、ヒャッホー!
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深い渕を泳ぎ、大きな滝を登り、瀬を跨ぎ、楽ッシイーー!!
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山登りの基本は『クライミング』、そして山遊びの原点は『沢登り』とつくづく思ってしまったのでした。
これは、やめられない、『大人の遊び』。














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by kobayashi-skin-c | 2017-08-18 11:37 | PHOTO & ESSAY | Comments(0)
2017年7月 『幌尻岳・七つ沼カール』 July 2017 "Mt Porosiri & Nanatsu-numa Curl"

長年の夢だった。どれぐらい長年かというと、学生時代までさかのぼる。
友人の有馬 滋君から、「日高山脈には夢の楽園のような所がある」と聞かされていた(有馬 滋君については、このブログの2016年11月『晩秋、落穂ひろい』の坂本直行の記事を参照してください)。それが七つ沼カールである。広島出身の私には「カール」という言葉の理解ができなかった。「氷河圏谷」と説明されてもピンと来なかったが、「北海道」、「日高山脈」、そして「氷河」と聞くだけでワクワクした。もう40年以上も昔のことである。

憧れの七つ沼カールに下り立ち、テントを張った。

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七つ沼の辺はお花畑。我々以外には、誰もいなかった。いたのは1頭のオス熊、鹿、そしてナキウサギ(声のみ)。気付かないほうが良かったのかも知れないが、夕刻、オス熊がカールの上辺で草を食べているところを見つけてしまった。だんだんと降りてくる。鍋を鳴らすと、私たちに気付いた様子だった。しばらくこちらを視ていたが、そしらぬふうに草を食べ続けた。彼が去るまではこちらも安心できず、1時間あまり観察していた。すると彼はハイマツ林に入り込み、そのまま見えなくなってしまった。そこがねぐらだったようだ。翌朝、カールの山道にはホヤホヤの大きな糞が残されていた。

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幌尻岳の肩から俯瞰した七つ沼カール。

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池のたもとには、チングルマ、ハクサンイチゲ、アズマギク、エゾノツガザクラ、・・・。まさに夢の楽園だった。


幌尻岳は日高山脈の盟主(2053m)。

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長い林道歩きがつらく、沢登りが楽しく、そして山上に楽園が待つ。盟主にふさわしい山だと思う。その幌尻岳から戸蔦別岳へと縦走した。

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登り終えて、大きな達成感があった。つらい縦走、テント泊を経験したこと、熊に出会ったこと、そして長年の夢を果たしたこと。そして、何よりも歩ききった衣子に脱帽、そして感謝。この日が結婚42周年目の記念日だった。


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by kobayashi-skin-c | 2017-07-21 09:44 | PHOTO & ESSAY | Comments(0)