カテゴリ:PHOTO & ESSAY( 180 )
2011年8月 天空の高みへ。穂高の夏。
8月のお盆休み、北アルプス穂高岳を目指した。三歩君の映画『岳』が家内を突き動かし「行ってみようか」と相成った次第。そこには北海道の山々では登ったことも、見たこともない岩山。感動の連続であり、かつ高所恐怖症の私にとって、緊張の連続でもありました。

まず、奥上高地の明神に宿泊。翌朝明神池の穂高神社にお祈りをしていざ穂高岳へ。
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横尾から梓川の清流の向こうに前穂高岳岩壁を望む。
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憧れの涸沢に到着。まだ0:30pm。涸沢ヒュッテでラーメンを食べて、穂高岳山荘を目指し、いよいよ佳境のザイテン・グラートにとりつく。1週間前には、お孫さんを連れた登山者がこのコースで落石・滑落で死亡している。
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奥穂高岳直下の穂高岳山荘は、お盆休みのこともあり超混雑。受付では「今日は、一畳二人です」とのこと。言葉では実感がわかなかったが、部屋に入ると、茫然とたたずむオヤジ二人。見ず知らずのお二人は、今晩一つ布団で寝なくてはならない破目に。我々の六畳部屋にスイス人カップル二人を含む10人が同宿。夜トイレにも行けなかった。
そして翌朝、晴天に恵まれ、天空の高みを堪能した。まず奥穂高岳へ、そして山荘に戻り、北穂高岳への縦走。素晴らしかった。
穂高岳山荘と奥穂、前穂山頂。
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岩壁に咲くイワギキョウ、そして絶壁の向こうに前穂。
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奥穂山頂から、ジャンダルムを望む。遭難者捜索の救難ヘリも飛び交う。
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奥穂から北穂への縦走路を涸沢岳山頂から望む。槍ヶ岳の山容も美しい。
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縦走路ですれちがい渋滞。
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無事、北穂高岳に登頂し、憧れの北穂山荘に宿泊する。生ビールに、入れたてのコーヒー、そしてモーツアルト。晩ご飯はジンジャーポーク。素晴らしい一夜であった。家内は軽く高山病。翌朝はなんとか朝日を見ることができたが、槍ヶ岳の眺望は霧に包まれ一瞬しか望むことができなかった。また来るぞ!北穂。
常念岳をシルエットに朝日を迎えた。
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流れる霧の向こうに槍ヶ岳。
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by kobayashi-skin-c | 2011-08-24 19:33 | PHOTO & ESSAY | Comments(0)
2011年5月 バスク、ピレネー紀行
サン・ジャン・ド・リュズの町並み。真っ白な漆喰壁に赤い窓枠、バスクらしい建物が並ぶ。この町で太陽王ルイ14世とスペイン王女マリー・テレーズが結婚式を行い、サン・ジャン・ド・リュズの町の名はフランス史に登場する。
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フランス側海バスク、バイヨンヌ。バイヨンヌの名物はと言えば、バイヨンヌハムとチョコレート。迷わず両方買いました。写真は運河沿いのフリーマーケットとその広場の一角にあったチョコレート屋さん。マカロンもすごく美味でした。
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スペイン側海バスク、サンセバスチァン。人口18万人のこの町は、美しいConcha Bayのビーチを持つリゾート地。Concha Bayは、Mt. UrgullとMt. Igueldo、そして小さなSt. Clara島によって湾が大西洋から塞がれ、ビーチは波が穏やかで、まだ5月と言うのに多くの人々が砂浜で日光浴、海水浴を楽しんでいた。
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ビーチ沿いにはカジノもあったが、サンセバの魅力は何と言っても「食べる」こと。ミシュラン三ツ星レストランが3軒、二ッ星レストランが2軒ある。なんと羨ましいことか。それに古い街並みに出かけるとbarとcafeが軒を連ね、夜の帳が下りるころには、多くの人々で溢れかえる。
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アルサックの一品
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マルティン・ベラサテギの一品
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ムガリッツの一品、まずはゴマすりから
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サンセバスティアンに別れを告げる夕暮れ
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そして山バスクへ。
フランス側バスクの町、サン・ジャン・ピエ・ド・ポール。キリスト教三大聖地の一つ、サンチアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼の道が一本に集まり、ピレネー越えに備える重要な宿場町。街のいたるところに巡礼者をいたわる施設がある。帆立の貝殻と杖は巡礼者の象徴。
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サン・ジャン・ピエ・ド・ポールからピレネーの山懐へ。
深い谷間と牧場が一幅の絵画を描き出す。
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そしてさらに山深く、峻嶮な峰々が瞼を貫く。
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スペイン側に入りブロトの町からピレネーのトレッキングに出発した。
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だれ一人いない氷河谷の最奥でカモシカ(chamois)が私達を迎える。
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山のふもとでは、人と牛と羊が一体となって暮らしていた。
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またいつの日か、海バスク、山バスク。
(健康教室抄録6月もご覧ください)
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by kobayashi-skin-c | 2011-08-24 17:34 | PHOTO & ESSAY | Comments(0)
2011年5月 早春の北海道大学キャンパス
北海道大学出身の方たちはよく知っているかもしれません。
この清廉にして気高く気品を漂わせる野の花、オオバナノエンレイソウ。
北海道大学の記章となっています。キャンパス内「恵迪の杜」には群落があります。
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早春の中央ローン、クラーク博士像
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by kobayashi-skin-c | 2011-06-02 17:43 | PHOTO & ESSAY | Comments(0)
2011年5月 水芭蕉、桜
今年の北海道の春は遅い。連休が終わり、やっと水芭蕉、桜が満開を
迎えた。

石狩川河口、マクンベツ湿原の水芭蕉
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札幌中島公園、豊平館の桜
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by kobayashi-skin-c | 2011-05-15 00:35 | PHOTO & ESSAY | Comments(0)
2011年4月 大雪旭岳
3月に続き、春の大雪に遊んだ。目指したのは北海道最高峰『旭岳』。
3月末の新雪に覆われた旭岳は真っ白に輝き、神々しいまでの姿を
見せてくれた。
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しかし登山は厳しいものであった。山頂近くからは強風が吹き荒れ、
背中のザックにくくり付けたスキーがあおられるため体が宙に浮く
感じとなり、何度か雪面に這いつくばった。先を登っていたスノー
ボーダーたちは身動きできなくなっていた。
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山頂での達成感、そして眺望はすべての苦労を忘れさせた。そして、
広大な北斜面を、裾合い平めがけて大滑降。
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かちんかちんの雪と、やわらかい吹き溜まりとが入り混じった難しい
斜面であったが、無事麓までたどりついた。忘れられない春(冬?)の
思い出。
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by kobayashi-skin-c | 2011-05-15 00:28 | PHOTO & ESSAY | Comments(0)
2011年3月 春、深雪の大雪山に抱かれる
3月晦日前日、春の大雪を訪れた。
好天に恵まれたこの日、空は真っ青に晴れわたり、まだ雪に覆われる大雪の山々は真っ白に輝いていた。スキーを担いで目指すは大雪黒岳山頂。
早朝に札幌を出発し運転すること2時間。大雪の登山基地、層雲峡温泉に近付くと真っ白な峰々が眼前に迫ってきた。
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途中、双瀑台に立ち寄った。双瀑とは、大雪の峰々に発した水の流れが、石狩川で削られた深い谷間の層雲峡に一気に流れ落ちる二つの名瀑布(流星の滝、銀河の滝)のこと。真っ青な空と白い雪、黒い岩壁のコントラストがみごとだった。夏と違い、人っ子一人いない静寂の世界。
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流星の滝はまだ凍ったままのアイスフォール。
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層雲峡温泉からロープウェーで一気に五合目へ。ロープウェーの車窓から峰々が間近に迫る。左端が黒岳、右に桂月岳、凌雲岳、上川岳が連なる。
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黒岳五合目は、まだ新雪の深雪だった。エゾマツには新雪の綿帽子。
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スキーをザックにくくり付け登り始める。曲がりくねったダケカンバの枝が”よく来たね”と手招きをする。しかし予想以上の深雪にラッセルを強いられ、すぐに息が上がってしまう。残念ながらたどる踏み跡はひとつもない。
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ダケカンバの向こうには真っ白な北大雪の峰々が見渡せる。
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息を切らせながらやっと黒岳山頂。夢のような白銀の世界が眼前に広がった。右から凌雲岳、北鎮岳、間宮岳、そして左端が北海岳。
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左から烏帽子岳、小泉岳、そして白雲岳。
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深い谷間の向こうに、左から北鎮岳、凌雲岳、愛別岳、上川岳が美しい。
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黒岳頂上からさらに黒岳石室を目指した。
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黒岳石室はかろうじて屋根だけがぽつんと見えていた。
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素晴らしい春の一日を過ごすことができた。この日が50代最後の日。明日、還暦を迎える。札幌に戻ると手稲山に夕日が煌きながら沈んでいった。
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by kobayashi-skin-c | 2011-03-30 18:34 | PHOTO & ESSAY | Comments(0)
2011年3月 春の訪れ
野も山もまだまだぶ厚い雪におおわれていますが、暖かい日差しに春を感じます。お気に入りの羊蹄山をバックにその早春を切りとりました。
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by kobayashi-skin-c | 2011-03-23 10:32 | PHOTO & ESSAY | Comments(0)
2011年2月 晴天の富良野
2011年1月は雪も多く寒い日が続きました。2月に入ってからは穏やかな晴れた天気が続き、素敵なスキー日和を楽しむことができました。富良野スキー場からは、眼前に雪に覆われた真っ白な大雪の全景を望みながら、5キロの大滑降です。
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右側の山塊が十勝連峰(右から富良野岳、十勝岳、美瑛岳、美瑛富士、オプタテシケ)、トムラウシを中央に、左側の山塊が表大雪の山々(主峰が旭岳)
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by kobayashi-skin-c | 2011-02-22 21:07 | PHOTO & ESSAY | Comments(0)
2011年元旦
新年は、日本全国厳しい寒さの中で迎えました。札幌も凍えるほどの寒さ。
元旦の日の札幌はあいにくの吹雪模様で、初日の出を望むことは
できませんでした。翌2日の朝、空はきれいに晴れわたり、
南東の地平線上(正確には日高山脈の稜線)に眩いほどの日の出を
迎えることができました。

今年一年、また無事に、過ごしたいものです。
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by kobayashi-skin-c | 2011-01-26 18:14 | PHOTO & ESSAY | Comments(0)
2010年11月 晩秋の色彩
10月に見た初雪が嘘のように、11月はいってんして暖かい日が続いた。小春日和の言葉がぴったりの心地よい天気の中、北大キャンパスと真狩村で、晩秋の色彩に目を奪われた。

北海道大学大野池に映るもみじ
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大野池たもとのもみじ
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北海道大学農場、ポプラ並木
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紅葉したカラマツ林の向こうに冠雪した羊蹄山を望む(真狩村)
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秋の日が落ちて、畑の防風林がシルエットとなる
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by kobayashi-skin-c | 2010-12-05 13:06 | PHOTO & ESSAY | Comments(0)