<   2016年 02月 ( 5 )   > この月の画像一覧
2016年2月 『三寒四温』 February 2016 "Three Cold Days, Four Warm Days"
NHKの天気予報で、「『三寒四温』はもともと中国では冬の天気を表す言葉だった」、と天気予報士の南さんが説明していた。「シベリアから張り出す寒気団も、ずっと居座り続けるわけではなく、また寒さが緩む」の意らしい。日本では春先の天気として使われることが多い。語呂あいもよく、春の訪れが感じられる良い言葉だ。

立春を過ぎて、北海道にも南からの低気圧が入れ替わり北上し、いったん暖気が入り込み、後に冬型の気圧配置をもたらし、大荒れの天候となる。北海道では荒れる『三寒四温』、と言ったところか。

このところ週末ごとにこの荒れた天気がやってくる。例の藻岩山北壁(きたかべ)に今日もハイキング、のつもりだったのだが、今日の北壁コースには昨夜からの降雪で踏み跡がなかった。膝までのラッセルを強いられたが、冬山登山の気分を味わうことができた。いや確かに冬山なのだが。
c0219616_15385932.jpg
c0219616_15394114.jpg
c0219616_1540220.jpg
暖気が影響したのか、木々の梢は霧氷で飾られていた。美しい。
[PR]
by kobayashi-skin-c | 2016-02-21 16:33 | PHOTO & ESSAY | Comments(0)
2016年2月 『パウダースノーの聖地、北海道』 February 2016 "Sanctuary of Powder Snow in the World"
暖冬のせいか、「札幌雪祭り」が終わった翌日からプラスの気温となり、雨が降る始末だった。

雨をもたらした低気圧が東海上に去ったのちには、再び寒気が入り込み、山に大量の積雪があった。泊りがけで大雪山系へと分け入り、パウダースノーにまみれた。

ひざ下まで埋まる雪を踏み分けながら富良野岳ジャイアント尾根を登り(ラッセルをするのはノマドのオダッチ、すごい体力!)、雪煙をけたてて滑り降りた。
c0219616_2062469.jpg
c0219616_20732.jpg
c0219616_2072344.jpg
c0219616_2085019.jpg


ジャイアント尾根には我々だけではなく、多くのパウダーフリークが訪れていたが、みんな、我々を除き、外国人だった。富良野岳ジャイアント尾根を知っている山好き日本人はどれぐらいいるだろう。その数をしのぐほど多くの外国人がジャイアント尾根を登っていることは間違いない。「何故か?」。答えは、「これが世界標準!」。いまや情報はあっという間に世界を駆け巡り、その情報に魅了された人々があっという間に、世界を駆け巡ってくるのだ。なんとも、世界で最高峰のパウダースノーを持っていることを、我々はどうして今まで気がついていなかったのか。誇らしくもあり、悔しくもある。
オダッチの言葉が気にかかる。「Niseko AreaとFurano Areaはもう外国人にくれちゃいましょう」。

強風で閉鎖された旭岳から、某スキー場へ逃れた。某スキー場は、厚いパウダーに覆われていた。そこには一人の外国人もいなかった。・・・・・・・・複雑な気持ち・・・・・・・。存分にパウダーを楽しんだ。
c0219616_208189.jpg
某スキー場の名は明らかにしない。何故かというと、・・・・・・「ヒミツ」・・・・
[PR]
by kobayashi-skin-c | 2016-02-20 20:25 | Comments(0)
2016年2月『余市岳のさらに奥へ』 February 2016 "Secret powder in Mt Yoichi"
建国記念日、ノマドのおだっちに連れられて、余市岳のさらに奥へ進み、誰もいないふかふかの新雪斜面を滑走した。午前中は吹雪模様の中を歩いたが、午後近くなると雪雲が切れて晴れ間がのぞく絶好の山日和となった。青い空、真っ白な新雪、広大な斜面、深い森。新雪を滑る悦びはさておき、雪山の美しさを堪能した。
c0219616_188997.jpg
c0219616_1885789.jpg



c0219616_1810526.jpg
c0219616_18103364.jpg
c0219616_18104728.jpg



c0219616_18112369.jpg
c0219616_18115195.jpg
一日を終えて沢沿いに下る頃、後ろを振り返ると、余市岳のたおやかな白い峰が樹間にやさしく横たわっていた。感謝、感謝、・・・・・
[PR]
by kobayashi-skin-c | 2016-02-11 18:12 | PHOTO & ESSAY | Comments(0)
2016年2月 『藻岩山北壁』 February 2016 "Mt. Moiwa, North Face"
藻岩山北壁、「ほくへき」とは読まないで「きたかべ」と呼ぶ、そこがミソ。
札幌市内から藻岩山を見上げるとき、正面を向けているのが北壁だ。冬、雪がすっかりと山肌を覆ってから、この北壁を登る踏み跡がつけられる。観音寺の登山口から登り始め、三番地蔵の脇から踏み跡が始まる。そして北壁らしく陽の当たらない黒い斜面を目指す。
c0219616_14251995.jpg
c0219616_14253376.jpg


カツラやエゾマツの大木の間を緩やかに登る。深山の趣がある。こんな間近に大自然があるなんて、札幌はつくづく幸せな街だ。
c0219616_14325289.jpg


岩場こそないが、北壁はけっこうな斜度を登らなければならない。踏み跡がしっかりするまでは、雪を踏み抜いて腰まで下笹の中に落ちることもある。晴天をバックに北壁スカイラインで斜度を知る。40度ぐらいだろうか。
c0219616_14374654.jpg


山頂ハウスの展望台から札幌の街を見るとき、その真下が北壁だ。
c0219616_14385136.jpg
札幌の真冬の素敵な散歩道、それが藻岩山『北壁』。

でもご用心、1月の天気の荒れた日。若者が一人、幾人かのハイカーに介抱されていた。全身を細かく震わせていた。見るからに「低体温症」。「手伝えることはありませんか?」と声を掛けたところ、「もう間もなく救助隊がきます」とのこと。救急車の音が登山口の方から聞こえてきた。登山口まで下りつくと、パトカー、救急車、それになぜか大型の消防車も2台、消防指揮車なども含めると10台近くが集まってきていた。「こんな大袈裟なことになるなんて、山で遭難するもんではないな」と不謹慎にも思ってしまった。
c0219616_14572692.jpg

[PR]
by kobayashi-skin-c | 2016-02-07 12:33 | PHOTO & ESSAY | Comments(0)
2016年1月 『大人の雪遊び、深雪を滑る』 January 2016 "Ski in the deep & powder snow"
暖かく雪不足だったこの冬当初。1月に入ってからは一転、日本全国を襲った大寒波が、北海道の山にも深い雪を運んできた。ヤッホーーー!と叫びながら雪山に分け入る。それにしても、外国人の多いこと。ニセコのスキー場で満足できない、deep and powder愛好家が、Wa-ooo........! と叫びながら押し寄せてくる。その数は、われら日本人を圧倒している。オランダから来た若者いわく、"We don't like Niseko, because too many foreign people!" と。「あんたら、外国人でないの?」。

朝里岳エリアにて。
c0219616_1557223.jpg
c0219616_15572323.jpg
c0219616_15574541.jpg
舞い上げる雪で息ができない!前が見えない!ゴーグルにワイパーが必要だ。


キロロ・赤井川エリアにて。
c0219616_22017.jpg
c0219616_223785.jpg
c0219616_2201875.jpg
雪が深すぎて、気温が低すぎて、スキーを垂直方向に向けても、前に進まん!

今のところ、滝壺に飛び込んでいないし、木に衝突もしていない。気を付けよう
[PR]
by kobayashi-skin-c | 2016-02-06 16:01 | PHOTO & ESSAY | Comments(0)