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2020年3月『利尻の五日間』 March 2020 "Five Days in Rishiri"
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利尻島は北海道北部、日本海に浮かぶ離島。向い側の礼文島とともに、利尻礼文サロベツ国立公園に指定されている。利尻の語源はアイヌ語で「リ(高い)・シリ(島)」。その名のごとく島には円錐形の利尻山が聳え立っている。日本百名山として、また離島ならではの固有の植物で有名であり、夏には多くの観光客、登山者が集まる。最近では、バックカントリースキーの山・島として名をはせ、海外でも「Rishiri」が知られるようになり、海外からも多くのスキーヤー、冒険者がこの山に魅せられて来島する。
 冬の利尻山を全国、全世界に広めた仕掛人であり、カリスマガイドであり、全国どんぶり選手権優勝者である渡辺敏哉さんのペンション「レラモシリ」に5泊し、敏哉さんのガイドで、バックカントリースキーを堪能した。

利尻は札幌から意外と近い。午前中の診療を終えて丘珠空港へ。
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約40分のフライトでもう利尻。眼下に利尻山。
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あららもう利尻、感激!敏哉さん曰く「ニセコより近いからね!」
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翌朝からは晴天に恵まれ、俊哉さんの案内でバックカントリースキー。青空にすっくと立つ利尻山を望みながら、「小林さん、サイコーでしょ!」
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「敏哉さん、利尻最高、世界一!」
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海が近い!海も空も青く、新雪が眩しい。


そして、シールをはずして長大な新雪の斜面を、粉雪を蹴立てて滑り降りる(敏哉さん撮影)。
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そしてまた登る。
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時には仲間たちと隊列を組んで、敏哉さんたちガイドの方々に守られながら雪と氷の急斜面を登り、そしてまた海に向って粉雪を蹴立てる。滑りながら感激の雄叫びを上げる。
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スキーの滑りつく終点は、
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5日間すべて晴れていたわけではない。一日は強風でほとんど前に進むことができず、突風に煽られて何度も転び硬い雪の斜面にたたきつけられた。一日は雨のため宿から出ることもできなかった。それでも絶景に心を癒され、敏哉さんが作る地元産の食材に舌鼓を打った。
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雨があがったころを見計らって利尻鴛泊港のぺシ岬に登り、島の絶景に触れた。


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ペンション「レラモシリ」から見た夕焼けの利尻山。


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ぺシ岬灯台から観た朝日と、朝焼けの利尻山。


上は「うにめし丼」。全国どんぶり選手権グランプリに輝いた一品。下はイタリアンな夕食。ヒラメのカルパッチョ、リシリ風ピザ、スパゲッティカニの爪ポモロードトシヤ風(勝手な命名ですけど)美味しかった。
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山頂に立つことは叶わなかったけれど、利尻を堪能した五日間でした。敏哉さんはじめガイド、スタッフの皆さま、ありがとうございました。たくさんの打ち身・内出血を負いながらも衣子さん、よく頑張りました。「また来よう、そして頂きへ!」。
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# by kobayashi-skin-c | 2020-03-27 12:40 | PHOTO & ESSAY | Comments(0)
2020年2月『イタリア・ドロミテスキー その3:食事編』 February 2020 "Dolomiti Ski: Food and Wine"
イタリア・ドロミテスキー

その3:食事編


山の楽しみの一つがご飯!そしてもちろん、お酒も。

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日本でもとりわけ北アルプスの山小屋に泊まると、それぞれの山小屋に名物料理があり、山小屋ならではの美味しさ、楽しさがある。イタリアの山小屋はそのレベルが一段と高く、他国を圧倒する(と私は感じている)。スイス、フランスの山小屋にも何度か訪れたが、食事ははっきり言って「まずい」。イタリア人の食に対する思い入れ、人生の楽しみ方には敬服する。

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晴天に恵まれ、ランチは外で食べることが多かった。これが素晴らしい。ドロミテの岩壁、青い空、白い雪を見ながらの食事は一段と美味しかった。

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Tofana Ski Areaの"Baita Pie Tofana"

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LagazuoiからArmentrolaへ向う途中のRifugio Scotoni


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ラヴィオリ

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トルテッリ

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生の鹿肉タルタル

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ウサギの煮込み

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ラズベリーのトルテ、ジェラート

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焼パイナップルとイチゴ



北イタリアでは、パスタといっても麺よりも餃子風のラヴィオリ、トルテッリ、また団子風のニョッキ、カーネデルリといったものが多い。もちろん魚よりお肉。牛よりも、鹿、カモシカ、ブタ、イノシシ、ウサギが多く使われていたようだ。どこに行っても生肉のカルパッチョ、タルタルが供され、あとはスペックと呼ばれる風乾させて熟成したハム・ソーセージ。ワインとの相性がとても良い。
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上左から時計回りに、鹿肉ラグーソースのタリアテッレ、鹿肉のラヴィオリ、赤カブのラヴィオリ、スペックとチーズのニョッキ、鹿肉とチーズのリングイネ、鹿肉のトルテッリ


夢のような一週間が終わり、山から下りると新型コロナウイルスの嵐がイタリアにも押し寄せていたのでした。帰りに立ち寄ったヴェネチアではすべての寺院・教会、美術館が閉鎖され、コルティーナ・ダンペッツォでは一人として見かけなかったマスク姿の人々が街を行きかっていました。無事に日本に帰国できることを切実に望みました。

それでも、

「またドロミテへ行きたいな」


# by kobayashi-skin-c | 2020-03-13 11:40 | PHOTO & ESSAY | Comments(0)
2020年2月『イタリア・ドロミテ・スキー その2: Enrosadira』 February 2020 " Dolomiti Ski: Enrosadira"
イタリア・ドロミテスキー、その2

「エンロサディラ(バラの伝承)」、燃える朝日・朝焼け、夕日・夕焼け

ドロミテスキー初日、コルティーナ・ダンペッツォの朝はMt Tofanaの朝焼けから始まりました。
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なんとここから一週間、毎日晴天が続き、美しい朝日、朝焼け、そして夕日、夕焼けに見惚れました。

どれも同じような写真ばかりで申し訳ありません。
でもドロミテの朝焼け、夕焼けは特別に感じます。『エンロサディーラ - バラの伝承』と呼ばれます。
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『エンロサディーラ Enrosadira - バラの伝承 La Leggenda delle Rose』
【しばしば夕暮れ時の数秒間、ドロミテの山頂は素晴らしいバラ色に染まります。これは、
Enrosadiraと呼ばれる現象で、その「バラ色になる」を意味する言葉通り、ドロミテ特有の鉱物質を含む岩壁が、日没とともにピンク色を帯び、そして徐々に紫色に変わっていきます。また、古くからある伝承には、小人たちが住む魔法の王国の話があります。この王国を治めるラウリン王は、ドロミテ・カテナッチョ山にバラが一面に咲き誇るたいへん美しい庭を持っていました。人の良いラウリン王には、ラディーナという名の美しい娘がいました。ある日、ラテマル山の王子は、荒涼とした未開の土地に咲く見事なバラに興味を持ち、ラウリン王の王国に踏み入りました。そこでラディーナを見た王子は激しい恋に落ち、彼女をさらってラテマル山に連れ帰り、妻にすることしました。娘がいなくなってうちひしがれたラウリン王は、王国の場所を教えることとなったバラの花を呪い、昼も夜も二度と咲かないように命じました。しかし、夕暮れ時のことは忘れていました。これが、現在でもなおその時間にドロミテの山でEnrosadiraが見られることとなったのです。(コルチナ・ダンペッツォガイドブック、日本語版から引用)】

Rifugio Averauからの夕日。Mt Marmolada 3342mの右側に沈んでいきます。日が昇り、日が沈む、当たり前の一日が、山では特別に感じられます。

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Rifugio Scoiattoliから
の朝焼け、朝日。東雲が怪しく染まり、そして朝日が顔を覗かせると、一瞬、照らされた岩山が赤く輝く。
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Rifugio Lagazuoi ラガツォイ小屋2752mからの朝日、朝焼け。
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眩しい陽がMt SorapisMt Antelao の間から昇ってきた。

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朝日が一筆でドロミテの峰々を朱に染めた。



Rifugio Lagazuoiの夕日、夕焼け。山が、山小屋が夕日に照らされる。
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Mt Pelmo3168mの夕焼け。

この山の夕焼けを、山を愛し、哲学者であり詩人でもある串田孫一は『若き日の山、夕映え』でこう表現している。

「その夕映えは、山をあんなにも大きく見せ、そればかりかではなく、多色の、しかもそこに立派な調和のある色彩で、山のさまざまの美徳を飾っていたからである。山の美徳という言葉が滑稽だと思われても、私はそう名附けることをやめないだろう。美徳とは、常にその内部にひそんでいる力である。」




日が沈んだ後もドラマは続きます。
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茜色の山の端に夜の帳が下り、山小屋も黄昏を迎えます。
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そして、山の楽しみ、夕食が始まります。


次回は、山の食事について、報告いたします。



# by kobayashi-skin-c | 2020-03-13 09:14 | PHOTO & ESSAY | Comments(0)
2020年2月『イタリア・ドロミテ・スキー その1』 February 2020 "Skin in Dolomiti, Italia"

イタリア・ドロミテ・スキー その1

山宿、山小屋で過ごした1週間

美しい岩壁の山々、白く輝く雪、緑濃い針葉樹の森、長大なスキースロープ、麓の村々、すべてに魅了され、ドロミテに恋をしてしまった私たちは、今冬もイタリア・ドロミテ・コルティーナ・ダンペッツォを訪れました。2018年に泊まった3軒の山小屋の再訪と、山の中腹にある山宿に計6泊し、1週間、ドロミテの山中に浸りきりました。
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Faloria Ski Area, 背景はt Mt Cristallo

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コルティーナ・ダンペッツォの街からMt Tofana, Tofana Ski Areaを望む

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スキーコースからスキーでそのまま滑り込んだ山宿 Locanda del Cantoniere

まず、その山宿・山小屋、そしてスキーコースの紹介からいたしましょう。

最初に三泊したのが、山宿 ”Locanda del Cantoniere”

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スキーコースを外れて山道を滑り、山宿へ向う。

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コルティーナ・ダンペッツォの町から車で行くことも可能ですが、車を持たない私たちはスキーを履いて、そして6泊分の着替え、日用品をリュックに担ぎ、スキーコースの途中から、山宿 ”Locanda del Cantoniere” へとスキーで向かいました。何ともお洒落でしょう。山宿は針葉樹の森の中。部屋からはTofanaの岩壁を間近に見ながら、プロセッコで乾杯。
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家族経営の宿はとても暖かな雰囲気。ご主人は英語がたどたどしく少し無愛想。でも笑顔が優しく、まったくの働き者。宿内の掃除、ディナーの配膳、スキーコースと宿を結ぶ道の雪の整備にと余念がなかった。このお陰で私たちはスキーのままで宿に滑り込むことができる。

奥さんは英語が達者でとても明るい人。ビールを注いだり、エスプレッソを淹れたり日中はとにかく大忙し。それにランチも、ディナーも格別に美味しかった。(下はLocandaのレストラン。注文を取っているのがご主人)

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山宿 ”Locanda del Cantoniere”に泊まりながら、コルティーナ区域のスキーコースをほぼ滑りつくしました。
コルティーナ区域で一番大きいのがTofana Area1956年の冬季オリンピックでは滑降、回転コースとして使われ、2021年にはFISアルペン世界選手権が、さらに2026年には二度目の冬季オリンピックのアルペン種目がここで行われる予定です。世界屈指のスキーコース。

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Tofana Ski Areaの最上部2828mからスキーコースを俯瞰する。コルティーナ・ダンペッツォの街は遥か下。


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Pomedes山頂2303mへのリフト。前方二つの岩壁で日陰になった部分のコース斜度は40度、ぐらいかな。

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標高が高いので息が切れます。背後にMt Tofana山頂 3245m。

一気に滑り降りていきました、「飛ばし過ぎ!」



朝一、誰よりも早く山宿を出ます。全く、勤勉なのか貧乏性なのか、遊ぶときも一生懸命!日本に比べ新雪が少なく人口雪を使うスキーコースはカリカリの圧雪状態。午前中、雪上車できれいにグルーミングされた斜面は滑りやすいのですが、午後になると急斜面はスキーヤーに表面の雪が削り取られ、下のアイスバーンが露出。エッジも効かない状態となり滑るのがたいへん。だから朝一番を目指すのです。


日目の朝、この日も一番で出ると、山宿の下には雲海が広がっていました。

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まずはリフトを乗り継ぎ2303mPomedes山頂へ。絶景でした。そして雲海に向かってシー・ハイル!
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1224mのコルティナの町まで滑り降り(町はまだ霧の中)、ゴンドラ2本、ロープウェイ1本、リフト1本で、今度は2828mTofanaへ。Tofana山頂3245mまでのロープウェイは冬期間運休ですが、リフト終点も標高が高いので息が切れます。Tofana areaのほとんどを滑りつくしました

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次にFaloria Area。コルティーナ・ダンペッツォの町を挟んで向い側の山に広がる、やはり長大なゲレンデで、Cristallo3216mを目がけて大滑降。美しいです。ため息が出ます。
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そして午後疲れたころ、スキーコースを辿りながら山宿Locanda del Cantoniereに帰るのです。山宿で3泊を過ごした後、次に2年前も泊まった山小屋へと向いました。


まず訪れたのがRifugio Scoiattoli スコイアトッリ小屋2225m。小屋の目の前にはCinqueTorri2363mが聳立っています。Mt Tofana西壁、Mt Lagazuoi、Mt Averau, Croda la Lagoの岩壁も間近に迫っています。この山小屋の名物は、なんと露天風呂!今年は元気なドイツ人グループがお湯を楽しんでいました。

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Cinque Torriを背後に。

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Rifugio Scoiattoliの食堂の窓から(窓枠が額縁のよう)

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Rifugio Scoiattoliの次に訪れたのはRifugio Averau アヴェラウ小屋2416mMT Averau2649mの岩壁直下に建っています。人気の山小屋ですがその理由は、食事が美味しいからだそうです。いかにもイタリアらしいですね。その詳細は次の機会に。ここまで登ってくるスキーヤーは少なく、ゲレンデは二人占め状態でした。とくに朝一の気持ちいいこと!

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そして最後の山小屋は、Rifugio Lagazuoi ラガツォイ小屋2752mMt Lagazuoiの稜線上にあり、その展望から人気随一(自分的に)です。3000mを超えるドロミテの名峰がずらりと並び、その間に昇る朝日、沈む夕日を望むことができます。そして2752mの山小屋からは標高差1000mの長大なスキーコース、そしてラストランのさらに最後は馬橇に引かれたスキーで、2020年ドロミテスキーを締めくくりました。

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Lagazuoiへと登るFunivia(ロープウェイ)。どこにロープウェイがいるか分かりますか。身の毛もよだつ、その高さ。

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Dolomitiの山々を見晴らすRifugio Lagazuoiは、画面の上、左端に見えます。岩壁の上に建っています。

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Mt Lagazuoiの頂上。崖の上の稜線をスキーブーツで登って来た。



Lagazuoiからラストラン。「また来れるかな?」

馬橇に引かれて。

山宿、山小屋を移動しながら滑るスキーに、またドロミテの虜となりました。ラストランを滑りながら、
「また来れるかな?」「何言ってんの、来年も来ましょ」、どちらが、どちらの言葉やら。ドロミテの山々に、7日間の晴天に、イタリアの青い空に、そして衣子に感謝、感謝。


山宿、山小屋でしか味わえないドロミテの山々の景色。

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山宿 Locanda del Cantoniereから観た夕焼け。

次回は、あの「エンロサディラ(バラの伝承)」、燃える朝日・朝焼け、夕日・夕焼けをお届けします。








# by kobayashi-skin-c | 2020-03-12 21:47 | PHOTO & ESSAY | Comments(0)
2020年1月 『新年のご挨拶』 January 2020 "A Happy New Year of 2020"
2020年、新年明けましておめでとうございます。

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そこかしこで「2020」の文字が躍っています。今年の日本はなんといっても「オリンピック、パラリンピックの年」。心も躍ります。マラソン会場の変更ではドタバタとしましたが、マラソンが札幌で実施されることを、市民として素直に喜びたいと思います。なんといっても目の前で世界一を争う選手たちを観ることができるのですから。しかも、わが母校「北海道大学」構内が競技コースに含まれるとは、なんとも誇らしい気分です。声援を送りたいと思います。

また2020年は、小林皮膚科クリニック20周年の年でもあります。これからも元気の続くかぎり、皮膚の病気で悩まれる方々の心の支えとなりたいと思っております。

今年も、皮膚の話題、山の話題、などなどこのブログで皆さまと情報を共有したいと思います。ときどきの話題提供ですが、ぜひ小林皮膚科クリニックホームページ、ブログをお訪ねください。

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令和2年正月
小林皮膚科クリニック  院 長  小林 仁
8・3プラザ皮膚科診療室 院長 小林 衣子


# by kobayashi-skin-c | 2020-01-29 17:23 | PHOTO & ESSAY | Comments(0)