2018年7月『星と月とそして山と』 July 2018 "The Star, the Moon, and the Mountain"
山の稜線歩きで最大の楽しみが朝日と夕日。南北に伸びる日本アルプスの稜線小屋に泊まると、東の朝日、西の夕日を必ず見ることができる。もちろん、晴れていれば、のことだが。
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夕日が沈むと皆寝床に帰っていく。でも、そこからまだドラマは続く。空と地球の境目は濃い茜色に染まり、その上にぽっかりと三日月、金星が浮かぶ。いつまでも見惚れているとやがて漆黒の闇となり、北極星が輝き、天の川が空を横切る。白馬山荘から旭岳のシルエット、そして月と金星。

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唐松岳頂上山荘から、唐松岳と不帰の嶮と、夕焼けの水平線。

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唐松岳頂上山荘から朝日を望む。

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# by kobayashi-skin-c | 2018-07-25 15:14 | PHOTO & ESSAY | Comments(0)
2018年7月『前穂高岳北尾根登攀』 July 2018 "Climbing the North Ridge of Mt MaeHotaka"
北アルプス白馬山域から穂高山域へと所を移し、前穂高岳北尾根登攀にチャレンジした。白馬スキー連盟副会長の清水伸也さんにガイドをお願いした。徳澤園で清水さんと合流したのち涸沢小屋に宿泊。翌早朝、まだ暗いうちに小屋を出発し、涸沢を横切り5・6のコルから北尾根に取り付いた。紺碧の空の下、岩を攀じ登り、スカイラインの世界に浸った。


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徳沢からみる明神岳と前穂高岳。青い空に心が躍る。

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涸沢小屋から目指す前穂高北尾根を望む。左端の頂きが6峰、右へ5峰、4峰、3峰、2峰、そして最終こぶの1峰(前穂山頂)へといたる。涸沢にはまだ雪がたっぷり。

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山を眺めながら飲むビールは最高!1杯目は生ビール、2杯目は自販機で。ビールのボタンを押したはずがこんな缶がゴロン。一瞬長野りんごジュースが出てきたと目を疑ったが「黒ラベル」だった。


翌朝は3:30amに起床。簡単に朝食を済ませ、ヘッドランプを点して涸沢小屋を出発。残雪の涸沢はアイゼン、ピッケルで登った。
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5・6のコルを目指す頃、穂高の峰々が朝日に照らされた。荘厳な景色に大感激。
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スペースのある5・6のコルで登攀準備を済ませ、いよいよ北尾根登攀へ。「清水さん、よろしくお願いします!」。


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5峰頂上にて。昨年歩いた北穂高岳、槍ヶ岳をバックに。


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これが、核心部の北尾根3峰。

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9:50am、前穂高岳山頂へ。爽快の一言に尽きる。何故こんなにも晴天に恵まれたのか、天恵というしかない。天に感謝、清水さんのガイドに感謝、そして一緒に登った衣子に感謝。

前穂頂上から、岳沢を経由して無事、上高地に下山した。あそこに登り、あそこから下山してきた。よく頑張った。
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素晴らしい山行であった。この経験がマッターホルンに生きるだろう。

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# by kobayashi-skin-c | 2018-07-25 14:32 | PHOTO & ESSAY | Comments(0)
2018年7月『北アルプス白馬岳から唐松岳へ』 July 2018 "Japan Alps: From Mt Hakuba to Mt Karamatsu"
今年の夏も北アルプスの山行を満喫することができた。
はじめての白馬岳。まずは猿倉登山口から白馬大雪渓を登り山頂へ。白馬山荘に泊まり、翌日は不帰の嶮を越えて唐松岳への縦走。唐松岳頂上山荘に泊まり、八方尾根を下った。

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白馬尻小屋を出てすぐにキヌガサソウの群落を見つけた。北海道では見ることができない花にみとれる。そしてすぐに大雪渓が現れた。

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標高差600m、約2㌔の雪渓は涼しく歩きやすい。12本爪アイゼンを装着したのでまったくスリップなく快調にとばした。ただときおり落石の音がこだまし、先行者の「ら~~く」の声がとびかう。白馬岳側の尾根から数メートルの大きさの岩がゆっくりとゴロゴロ転がってきたのには肝を冷やした。そして葱平(ねぶかっぴら)でアイゼンを脱ぎ尾根筋の登山道を登った。葱平だから雪渓歩きのあとは平らな道かと思ったら、急坂が続く。標高2500mを越えるのでだいぶ息があがった。道脇に咲く花々にしばし癒される。
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白馬山荘が目前に迫ってきた。お花畑の上にそびえる天空の城のようだ。
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山荘に荷物をデポしてすぐに山頂に向かった。白馬岳2932.2m。
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夕刻はスカイレストラン!でジョッキに注がれた生ビールを飲み、夕陽に照らされる北アルプスのスカイラインに見惚れ、そして日本海に沈む夕日を見送った。
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これが山小屋だなんて信じられないよな!

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右端の三角錐が剱岳、たくさんの雪渓を抱く立山連峰、ずっと左の遠くに槍ヶ岳、穂高岳!

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そして、夕日は富山湾、能登半島の向こうの日本海に沈んでいった。

2日目、5:00amの朝食を済ませ白馬山荘を出発。白馬杓子岳、白馬鑓ヶ岳、天狗平を越して、いよいよ不帰の嶮。高度感たっぷりの岩稜をアップダウンし、唐松岳山頂へといたった。唐松岳頂上山荘は後立山連峰屈指の眺望の山小屋。
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白馬岳山頂をバックにお花畑の中で。

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白馬鑓ヶ岳山頂にて。後は白馬岳。

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大好きな花々。ミヤマオダマキ、ウルップソウ。あっ、ライチョウ一家が!
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この写真の中、あかちゃんライチョウを何羽見つけられるかな?

不帰の嶮が迫る。まずは「天狗の大下り」から。一枚スラブ状の岩壁をクサリを頼りに降りる。
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降りた先に不帰の嶮1峰、2峰、3峰が立ちはだかる。
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最難関の2峰北峰頂上にて。

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6時間半の縦走のフィナーレ、唐松岳山頂。今日も眼前に剱岳がその美しい頂を見せていた。
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稜線上に立つ唐松岳山頂山荘を目指す。
今夕も素敵な夕陽が待っていた。残照の北アルプスと不帰の嶮に沈む夕日。
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三日目、朝日を拝す。
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5:30amの朝食を摂り、八方尾根を下山。ゴンドラ、リフト客が登ってこない、まだ人のいない八方池を目指した。
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下山路からは五竜岳、鹿島槍ヶ岳を望むことができた。あっちまで足を伸ばしたかったな。

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八方池は風のためさざ波がたち、鏡の様ではなかったが、白馬三山、不帰の嶮を映し出していた。

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誰もいなかった八方池に、朝一番のゴンドラ・リフトで上がってきた人たちが現れた。この三人組「シュパーーッ」と音をたてて、おいしそうにビールを飲み始めた。まだ朝8時だぜ!

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八方尾根リフト乗り場付近の湿原に咲くニッコウキスゲ。その向こうに白馬三山(左から白馬鑓、杓子、白馬)。右端に見える小屋の壁にはオリンピックの紋章が掲げられている。長野オリンピックスキー滑降のスタートハウスか。

リフト、ゴンドラを乗り継ぎ白馬村へ。さらにJRで松本市に移動し、上高地へと向かった。今回の目的『前穂高岳北尾根登攀』を目指す。上高地の奥、徳澤園に宿をとった。
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# by kobayashi-skin-c | 2018-07-25 11:08 | PHOTO & ESSAY | Comments(0)
お盆休みのお知らせ
お盆の期間、職員休暇のため
本院は、8月13日(月)、14日(火)
8・3プラザ分院は、8月13日(月)、14日(火)、15日(水)

休診いたします。

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# by kobayashi-skin-c | 2018-05-24 19:07 | お知らせ | Comments(0)
2018年5月 『北大キャンパス、春のオシドリ』 May 2018 "Mandalin Duck in Hokkaido Univeristy Campus"
「菜種梅雨」と言うのだろうか。今年の北海道のゴールデンウィークの天気はいまいち。天気予報を信じてごろ寝を決め込んでいたら、なんと、快晴の朝を迎えた。なんとも恨めしい。この落ち込んだ心を、北海道大学キャンパスのオシドリ夫婦が慰めてくれた。
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もうすぐ雛も加わるのだろうな。
大都市札幌の一画に広がる自然、繋がる命、永遠に続け。

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# by kobayashi-skin-c | 2018-05-04 17:12 | PHOTO & ESSAY | Comments(0)