2011年7月、ヨーロッパでの会合を機会に、憧れのスイスアルプスを訪ねました。グリンデルヴァルトの町を起点に、山小屋に泊まりながら、花々が咲き乱れるトレッキングコースを歩きました。美しい山々の姿は、あらゆる方向からも、みる時間帯でも、ちょっとした光線の加減でも、さまざまな感動を与えてくれました。急速に減少しているという氷河、あまりに観光化された麓の町々、あふれる観光客の問題にも気付かされましたが、トレッキングコースでは誰にも会わず静かな山歩きを楽しむことができ、自然の懐の深さに優しく抱かれました。いつまでも、永遠にその優しさと美しさを保ち続けて欲しい、そんなアルプスでした。好きな写真を何枚かご紹介します。
グリンデルヴァルトの町からアイガー北壁を望む
クライネシャイデックへの散歩道からグリンデルヴァルトの町、その向こうにヴェッタ―ホルンを望む
アルペンローゼの花と、後ろはメンヒ
クライネシャイデックからヴェンゲンへの散歩道、アイガー、メンヒを望む
ユングフラウの夕焼け(Abend rot)、オーベルシュタインベルク小屋から
夕焼けのユングフラウと牛と。トレッキングコースは牧草地(アルプ)の中を巡る。したがって牛たちに囲まれながら、遠慮しながら、糞に注意しながらの山歩き。
オーベルシュタインベルク小屋からブライトホルン氷河を目指す
お花畑の中を歩く
左からアイガー、メンヒ、ユングフラウ
新雪のアイガー、メンヒ
アルプスの花々



オーベルシュタインベルク小屋
ルツェルンの町
ルツェルン郊外、リギ山を歩く。ルツェルン湖畔の町フィッツナウを望みながら
またきっと訪れたい、アルプスの山々、そんな思いにふけりながら