今年の札幌は例年になく春の訪れが遅いようです。
山々にはまだ深い雪が残っています。その残雪を踏みしめながら、春のきざしに包まれてきました。
塩谷丸山にて。
私達にとって定番の山。いつの季節に行っても美しい眺望を与えてくれます。今回は初めての残雪期の登山でしたが、頂上からの白い山々、青い空と海の展望に感嘆の声を上げました。つぼ足で十分でしたが、途中で追い抜いてくれた若者が居なかったら、ラッセルにきっと音をあげていたことでしょう。
雪解けが進む沢辺に、もうヤチブキ(エゾノリュウキンカ)の花が咲いていました。春ですね。近くの森では、クマゲラが一心に幹をくりぬいていました。
支笏湖、風不死岳にて。
残雪の急こう配を登ること約2時間、素晴らしい眺望を得ることができました。でも残雪はけっこうぬかるんできており、何度も腰まで埋まってしまいました。
春のきざしは食卓にも届きました。
レストラン "Le Musee" にて