初夏の緑が眩しい空沼岳を歩いた。麓はエゾハルゼミの大合唱が森にこだましていたが、登るにつれて残雪が山道を覆い、新緑のこずえがやわらかに初夏の太陽を覆っていた。
夏至の日、115kmを走るサイクリングツアーイベント(ア―スライド earth ride)に参加した。ヒマラヤトレッキングで崩した体調を心配しながらのツーリングであったが、富良野から中富良野、上富良野、美瑛、麓郷を走り抜ける道は、晴天にも恵まれ快適そのものであった。完走した喜びもひとしおであった。そして札幌に戻ると、美しい夏至の夕陽が、夏の一日を締めくくってくれた。
空沼岳万計沼。眩しいほどの新緑に沼は緑に染まっていた。
アースライドゴールにて。
夏至の頃、札幌から見る夕陽は、小樽の高島岬に沈む。
そして東の空に目を向けると、満月が地平線から上り出ていた。
初夏の石狩灯台。ハマナスが咲き乱れる。