北海道大学のキャンパスはかつて札幌市の北の町はずれにあった。私が北海道大学に入学したころ、北を見ても、西を見ても、石狩平野の広い平原と、その向こうの手稲山が見えるばかりで、ビルディングなんて一つも無かった。ところが、今はビルと住宅街に囲まれる都会の一画になってしまった。そんなキャンパスの中に自然が今も残る一コマを見つけた。
キタキツネの一家
大野池には見慣れたカルガモ一家とは違うカモの集団が。オシドリ一家だ。お父さんオシドリが見えないので不思議に思ったが、この季節、繁殖期を過ぎるとお父さんの派手な羽は地味に毛変わりをするとのこと(エクリプス)。
北海道大学の野生動物と言えば、・・・・
野生とは言えない動物たちなのかもしれないが、都会の中の「オアシスのような北海道大学」ならではの光景。キャンパスの中には麦畑、野の花、庭の花も溢れている。