山に初雪の頃、麓は紅葉の盛りを迎える。八剣山を訪れた。八剣山は低山ながら(標高498m)、急坂・岩場があり、ロープを頼りに攀じ登る場面もある。頂上近くの稜線では身もすくむような所もある。この山が全山紅葉で染まる。それは見事であった。
まずは黄色いトンネルをくぐりながら急坂を登る。
岩場にさしかかる。
岩壁上の稜線は気が抜けない。眼下の紅葉が見事。
頂上からは一面の錦模様に感嘆の声を上げた。
なんと、なんと、身もすくむような断崖の頂上にレトリバーが、すっくと立っている。
遠くの定山渓天狗岳を見つめているのだろうか、その向こうの雪を被った白井岳を見ているのだろうか。
下山後には、豊平峡温泉とインドカレーが待っていた。食欲の秋も忘れてはならない。