アルプスを歩いている最中、熊本の地震のことをネット情報で知らされた。突然に襲う天変地異。熊本は私の亡き母の故郷であり、多くの類縁者が暮らす。何もできない(しない)自分が腹立たしい。
アルプスからの帰国後、北海道大学キャンパスには今年も変わらぬ春が訪れていた。
正門をくぐった脇に咲いていた可憐なフッキソウ
中央ローンのヤナギはいちはやく新緑にまとわれていた。
農学部前ローンにはキタコブシの並木がある。まさに早春の純白。
もう一つの早春の純白の花、大野池たもとのミズバショウ。
そして今年もオシドリの夫婦が池に訪れていた。変わらぬ夫婦なのか、相手が変わっていないのか、下衆の勘ぐりはやめておこう。オシドリ夫婦なのだ。早春の生命の躍動のひとこま。