10月、秋は北から南へ、高山から低山へ。
空沼岳に登り、西岩狭を攀った。
空沼岳万計沼。素晴らしい景色、紅葉に言葉を失う。
ここは、我家から登山口まで車で30分、登山口から1時間の森歩き。
こんな近くにこんな絶景が待つ。
さらに40分登ると真簾沼が待つ。
さらに40分で空沼岳頂上に立つ。頂上付近の木々は葉を落としていたが、裾野に錦模様が広がる。頂上の向こうに支笏湖と、それを取り囲む山々が望まれる。羊蹄山は白い雪をもう被っていた。
旭川近郊に「西岩狭」と呼ばれるクライミングゲレンデがある。
ノマド宮下親分に連れられて紅葉の中のクライミング。親分によると、「西岩狭」は有名な「青巌峡」をもじった命名だとか。こじんまりと狭いが、美瑛川が穿ったピリリと厳しい岩壁である。5.8-9の壁に挑み、私は1勝2敗、衣子は3勝無敗。この差は何だろう??
宮下親分の模範演技は5.11b。オーバーハングの核心部をさらりと、美しく攀じ登った。
この日の朝の気温は5℃。岩は冷たく痛かった。冬が近い。