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2018年2月 『イタリア・ドロミテ、食べて飲んで、山小屋の楽しみ』 February 2018 "Mountain Huts in Dolomiti"

「山小屋に泊まった者でしか味わえぬ楽しみ」

-第二弾ー


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この飲み物はスプリッツァ・アペロール。北イタリア定番の食前酒。さっぱりと甘く、切れもよい。何より色がきれいだ。スキーのあとの渇いた喉を潤す(Rifujgio Scoiattoli スコイァトッリ小屋 2225mにて)



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そして、そのあとは赤ワイン。地元産のピノ・ネッロが美味しい。すみません、こんな顔になってしまいます(この写真はコルチナの街のレストラン)。


夕食は「午後7時から」。どこの山小屋でも言われるが、だいたい7時半ごろにずれこむ。イタリアらしい。待つ間は、絵画のように広がる窓の外の景色を眺めながらワイングラスを傾ける(Rifugio Averau アヴェロウ小屋 2416m)。

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Rifugio Averau アヴェロウ小屋 では夕食のメニューまで用意されていた。
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どこの山小屋でも趣向をこらした地元の料理を楽しむことが出来た。写真を見ていても懐かしく、生唾が出てくる、それほど美味しかった。

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ビーフ・カルパッチョ(日本では例のBSE問題で食べられない)と
パルメジャーノチーズ(Rif. Scoiattoli)


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甘いカボチャを包み込んだラヴィオリ(Rif. Scoiattoli)


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地元産キノコがたっぷり入ったショートパスタ(Rif. Scoiattoli)


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右下から時計回りに、赤カブの入ったラヴィオリ(Casunziei)、
ほうれん草を練りこんだニョッキ、トマト味の自家製パスタ(Rif. Lagazuoi)


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カボチャのリゾット、カリカリに焼いたスペック(干し肉)と
バルサミコが乗せられている(コルチナの街のレストラン)


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牛ほほ肉の赤ワイン煮込み、黄色いのはポレンタ(トウモロコシ粉を
練って蒸したもの)、ワインがすすむ(Rif. Scoiattoli)


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デザートの定番は熱々アップルパイ(ストゥリューデル)。
ドロミテ地方は元来オーストリア・ハンガリー帝国領でドイツ語圏。
第一次世界大戦で戦勝したイタリアが領土とした。今も南チロル地方と
呼ばれ、料理、デザートはチロル風のものがおおい(Rif. Scoiattoli)



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朝ごはんには、こんなに沢山のものが並べられている。写真に入りきらないところには濃厚ヨーグルトやミルク、ゆで卵も並べられていた(Rif. Averau)


さらに、さらにお昼時は、スキーコース脇にある素敵な山小屋で(Rif. Scotoni)

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なんと山小屋の中では、炭火でTボーン・ステーキが焼かれていたが、注文は二人前から、あの堂々と立っているのがそれである。とても食べきれるはずもなく、可愛く炭火焼ソーセージを二人で分けた。飲み物はビールとスプリッツァ!


そしてまた夕暮れ時になると、
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窓の外に帳がおりてくる(ラガツォイ小屋)。


山小屋にはこんなものまで用意されている(Rifugio Scoiattoli スコイァトッリ小屋のHPから引用)。

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でも寒すぎたのか、勇敢な申込者がいなかったのか、風呂桶は閉じられたままだった。水着は持参していたのだが・・・・・
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さても、さても、食べて、飲んで、滑って、飲んで、食べて、・・・、「ひんしゅくもの」ではあるが、しかし、もう少しお付き合いいただきたい。ドロミテ最終日に一番のドラマが待っていたのです。次回の報告をお楽しみに。



by kobayashi-skin-c | 2018-03-07 16:08 | PHOTO & ESSAY | Comments(0)
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