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2019年5月『ヒマラヤピークトレッキング』 May 2019 "Himalaya Peak Trekking"

山歩きを楽しみながら、その山行も回数を重ねていくと、より高い山、より難しい山へと興味がわいてくる。むろん技術・体力があってのチャレンジとなるが、練習・鍛錬によって、目標とする山への技術・体力を会得することはできる。ただ、年齢のことを考えると、チャレンジできる年数は限られてくる。

ヒマラヤの魅力を知ってからというもの、いつかはどこかのピークに登りたいと夢を抱き続けてきた。山の本、雑誌、インターネット情報から、エベレスト山域にあるMera Peak (6476 m) Island Peak (6189 m) が私の目標となった。
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かくして、Mera Peak メラピーク (6476 m) Island Peak アイランドピーク (6189 m) の同時登頂、さらに二つのピークを結ぶAmphu Labcha La アンプ・ラプチャ峠 (5,845m) を越えていこうという欲張りな計画を立てた。
 まず一番先に立ちはだかるのが「衣子の説得」。しかし、これはいとも簡単に許可がおりた。答えは、「私は行きません、どうぞ。これからの人生、一人になったときの練習ね」とのこと。その答えに複雑な心境。
 次に、誰にガイドを依頼するか。日本のトレッキング・ツアー会社のホームページをあたってみたが、それぞれのピークツアー募集はあるが、同時登頂ツアーはない。ネパールで長年お世話になっているピタンバルさんに問い合わせてみることとした。ピタンバルさんの会社 All Nepal Adventure Tours & Treks(P.)Ltd は、今までトレッキングしか行っていなかったのだが、ガイド資格を持つ新しいスタッフが加わり、ピーク登頂の案内もするようになったとのこと。「渡りに舟」とはまさにこのこと。ピタンバルさんは希望通りのコース計画を作成してくれた。要する日数は30日。とんとん拍子にヒマラヤピーク登頂の夢が実現へと動き始めた。そして49日の出発の日を迎えた。

次回から、
1.アプローチ
2.Mera Peak メラピーク(6476 m
3.AmphuLabcha La アンプ・ラプチャ峠 (5,845m)
4. Island Peak アイランドピーク(6189 m)
5.KalaPatthar カラ・パタール(5545m)
6.下山、そして祈りの時
をお届けしてまいります。



by kobayashi-skin-c | 2019-05-31 11:37 | PHOTO & ESSAY | Comments(0)
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