下山後の予備日二日間、カトマンドゥ郊外の古都バクタプル、ボーダナートで、ネパールの空気に染まることとした。読経の声、人々のざわめき、バイクの警笛、風に揺らぐ風鈴の音、鳥の声を聞きながら、ゆっくりと今回のトレッキングを振り返った。無心に欲を持たず、己の領分の限りの中で、ほほ笑みながら歩き続けようと心がけた。時間があるときは「四国遍路、般若心経」の本を読み返した。なぜ歩くのか、なぜ登るのか、楽しい問答を心に問いかけながら、歩き登りつづけた。ここに原始的宗教観を見出した気がする。さて、いつまで歩き登ることができるのか。どこまで歩き登ろうとしているのか。
Dikさん、ダワさん、アンビルさん、リンジーさん、チェコチーム、そしてピタンバルさん、ありがとう。
説明抜きの写真を掲載して、ヒマラヤピークトレッキングを終えることとしたい。
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