昨秋の衣子の怪我で、今シーズンのバックカントリースキーの機会は少々少なかったが、今冬の雪は半端なく多く、ニセコ、富良野のスキー場でもパウダースノースキーを楽しんだ。
そして、今年最後のスキーランは、再度羊蹄山へのチャレンジで締めくくることとした。
天気は上々、
真狩登山口付近では、エゾヤマザクラが満開の時を迎えていた。
長靴履いて、スキー背負って、頂上めざし意気揚々と出発したのだが、
2合目から残っていた雪渓をスキーで登り始めたのが失敗だった。上に登るほど、雪渓は広く長くなるものとスキーで登り詰めていったところ、雪渓は次第にとぎれとぎれとなり、笹薮漕ぎとなってしまった。周りがすべて笹薮となり、にっちもさっちもいかなくなる。泣く泣く、スキーを担いで夏道登山道を探す羽目に。体力、気力を消耗。結局4合目付近から雪渓が頂上へとつながっていたけれど、8合目でギブアップ。シャバシャバザラメ雪を滑り降りた。
途中出会ったシラネアオイ、ヒトリシズカ。
下山後の羊蹄山が美しく、いっそう恨めしい。
シー ハイル! 山に雪に、スキーに感謝。また、来年もよろしくお願いします。