利尻山にふたたび戻りました。
一昨年は私の左腓骨外果部骨折、昨年は衣子の右大腿骨頸部骨折のため、私たちは2年間利尻を訪れることができませんでした。満を持しての利尻山スキー、お互い74歳もの齢を重ね「あといく度来ることができるのか」の思いで訪れた3年ぶりの利尻でした。
札幌丘珠空港の出発ロビーに入ると、髭面の外国人とおぼしき男性が私たちに手を振っていました。近付いてきた外国人の口から「ボリスです!」、「オーーッ、ボリス!」、なんと2019年の私たちの初利尻スキーで一緒になったボリスでした。
最後に来た2022年にはあの頂に立っていたのです。

天気予報ではこのあと連日雪と雲、結局利尻山の頂上を見ることができたのは空港に降り立った時だけでした。
動画でもご覧ください。
感謝の利尻山の3日間でした。

ちょうど一年前、利尻山では痛ましい雪崩事故がありました。山とはなんと美しく残酷なのでしょう。こんなにも美しく楽しい山が牙をむき人の命さえ奪ってしまう、そんな大自然に心から感謝しつつ畏敬の念を覚えざるを得ません。
また来たい!