秋を愛おしみ、慈しむ。
秋は美しくはかなく通り過ぎる。
秋を求めて札幌からオホーツク海までやって来ました。
途中、層雲峡、石北峠の紅葉はなかなかの色ばえでした。オホーツクの海は強風で荒れていました。明日は念願の斜里岳へ。




今まで二度斜里岳を訪れていましたが、いずれも天候、体調のため登頂はかないませんでした。たやすい山ではありません。今回は天候、体調ともに絶好調。早朝にロッジ風景画を出発し登り始めました。

登山口からしばらく、紅葉は真っ盛りでした。

2日前に降った雨のためか、沢の水かさは増しているようでした。何度も何度も渡渉を繰り返します。
今年は熊の事故が多く、ここは素早く通り過ぎました。

稜線に出ると素晴らしい眺め。紅葉の向こうにオホーツク海!

それにしても山頂は遠い。それに山頂付近は真っ白。霜と霧氷でした。


登り始めて4時間、斜里岳(1536m)登頂を果たすことができました。山頂からはオホーツク海、知床半島、国後島、さらに摩周湖、屈斜路湖が眼下の下。天候に恵まれ心いくまで楽しんだ山頂でした。途中の紅葉も見事。


下山後は屈斜路湖に移動。焚き火で暖まりながらテント泊を楽しみました。
翌日は屈斜路湖キャンプサイトから「神の子池」へ。「神の池」が摩周湖。その伏流水が湧き出たのが「神の子」池。さらに「神の子・裏摩周トレイル」のハイキングを楽しみました。晩秋の趣きの摩周湖、誰もいませんでした。そして中標津の郊外、「フェネトレ」(フランス語で「窓」の意)へ。
神の子池、神秘的な色です




松村シェフ、マダム、ごちそうさまでした。
秋を追った旅の最後、中標津町の開陽台で夜明けを迎えました。多分おそらく日本でただ一ヶ所、地平線から昇る朝日です。阿寒、オンネトーを巡り、上士幌町のナイタイ高原牧場へ。塩かぼちゃアイス、ご馳走様






北海道はデッカイドー!