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2018年8月『マッターホルン最終章- 敗退 -』August 2018, "Challenge to the summit of Matterhorn"
いよいよ最終章へ。
エクラン山塊での訓練を終えて、
第8日目午前 クリストフともう一人のガイドLionel リオネルと共に、フランスのブリアンソンから、イタリアのチェルヴィニアへ 車で移動。途中ずっと雨、ときどき土砂降りとなり、稲妻が空を走る。チェルヴィニアに着いてからも雨。アブルッツォ小屋へは、4輪ジープで行くこととした。イギリス人の若者4人グループも一緒であった。この雨、山の上は雪だろうな。不安である。
 アブルッツォ小屋到着後、クリストフとリオネルから荷物のチェックを受ける。3835mにあるカレル小屋では自炊なので、三食分の食料と3リットルの水を運ばなくてはならない。重くはしたくない、しかし水・食料不足にはなりたくない。結局ザックはかなりの重量となった。

第9日目 晴天の朝を迎えた。5:00am小屋を出発。山頂が見えている。新雪をかぶっている。すぐに急登となりジグザグの道となり、やがてクライミング。衣子とクリストフ、私とリオネルがザイルでつながった。両端がすっぱり落ちたコルを通過すると、ロープが張られた岩壁が続く。カレル小屋を目前にした岩壁が、この日一番の難所だった。約20mのほぼ垂直な壁。まずクリストフが登り出しで何か舌打ちをした。岩が凍っているのだ。登り出し2mの高さにまずカムを入れた。順番から言えば衣子が次に続くが、リオネルが先に登り、岩壁の上でクリストフ、リオネルの二人で私たちを確保するようだ。衣子が先に登り始めたが、凍った岩壁に苦労する。そして私の順番、まず最初のカムを岩壁からはずさなければならないが、凍った岩壁に足場が取れず、ロープで体を引っ張り上げながら片手でカムをはずそうとするがはずれない。ここで両腕の力を使いきってしまった。おまけにロープも凍っていたので手袋では滑る、カムははずれない、力を失った腕は凍ったロープをつかむことができない。
 手間取っている間に、渋滞を作ってしまった。岩壁の下で待つ人々が激励してくれるが、苛立っている者もいるようだ。思わず上にいる衣子に向かって「もう、帰りたい!登れない!クリストフにそう伝えてくれ!」と叫び声を上げてしまった。そう叫ぶ自分を情けないと思ったが、とにかく万策尽きたと思った。しかし上からは降りようなどの声は聞こえない。少し回復した腕の力を使いながら、そして情けないことにクリストフとリオネルに引っ張られながら、何とか岩壁を乗り切ったが、精神的にやられてしまった。

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アブルッツォ小屋から見上げる早朝のマッターホルン。山頂付近は強風が吹いているようだ。新雪が見てとれる。


カレル小屋付近は10cm位の新雪に覆われていた。後続の登山者が続々と続く。彼らの中の誰かが、私が残置したカムを回収してくれた。
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最初に現れた固定ロープ。
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カレル小屋にて。晴れやかな笑顔の衣子とは対照的に私は打ちひしがれていた。
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その日の夕食と翌日の朝食を準備。日本から持ち込んだ食料に皆興味津々。
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夕食のとき、明日の行動について話し合った。クリストフから「この雪と登山者の多さからは、登頂は難しい。行けるところまで行って、山を楽しもう」と告げられた。自信を喪失していた私は「登頂できないのなら、朝一番で下山したい」と弱気。衣子は「行けるところまで行こうよ!」と強気。
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夕食を終えて外に出ると、意外にも空が晴れ渡り、Pic Tyndallのピークまで見上げることができた。ピークに登れなくても、また次に挑戦するときのために、明日もう少し経験してみるか、登ってみるか!と勇気が湧いてきた。
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第10日目登頂日。朝4:00、ヘッドランプを点してカレル小屋を出発。約2時間登るころ、登山者による渋滞が顕著となってきた。体が冷える。クリストフから「そろそろ引き返そう」の合図があった。悔しかったが「体力、技術、気力不足」と自分に言い聞かせるほかはなかった。日が昇るころ、カレル小屋に向かって下山。
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そして一気にアブルッツォ小屋まで下った。
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クリストフ、リオネル、
こんな未熟な私たちを、よくぞ4000mの高みまで引き上げてくれて、どうもありがとう。

晴れ渡り、雪も薄くなったマッターホルンの頂上を、いくぶん恨めしくみつめながら、
「また、来るぜ!」(とは、衣子の一言)


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by kobayashi-skin-c | 2018-08-29 14:54 | PHOTO & ESSAY | Comments(0)
2018年8月「マッターホルンプロジェクトその2、La Meije」August 2018 "La Meije"
Queyras Mountainsから下山した後、休息日をはさんでブリアンソンのクリストフの家からラ・グラーブ村へ移動。ラ・グラーブからはゴンドラに乗って、一気に3000mへ。ゴンドラ駅のすぐ先からは広大な氷河が広がっていた。

ラ・グラーブからみるLa Meije北壁
La Meijeはいくつかの鋭鋒からなる山塊であり、最高峰はGrand Pic de la Meije 3983 m。北壁と南壁が屹立するLa Meijeは他の名だたるアルプスの山々が登攀された後も唯一未踏峰であったが、1877年地元フランス人カステルノーとガイド、ガスパールが初制覇した。
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ここからはピッケル・アイゼンの世界。確実にアイゼンを効かせながら氷河をつめる。下の写真中央・上の、山の中に突きあがる氷河上のコルを越える予定であった。
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しかし氷河上部には大きなクレバス。まず一番目のクレバスをなんとか越えたが、その先にもクレバスが続き、上部コルを越えることはできなかった。それにしてもマッターホルンプロジェクトにアイスクライミングまであるとは!
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予定を変更して別のコルを越えて南斜面へ出ると、またまったく別の世界が広がっていた。美しい。
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氷河地形の急坂を下りたどり着いたのがSelle小屋。急斜面にへばりつくように建てられていた。フランス人が二人、オランダ人が三人、日本人が二人、そしてガイドが二人。和気藹々と夕食を囲んだ。
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Selle小屋からはいったんLa Meije南山麓のベラルドの村に下山し、再度La Meije南壁を目指した。美しいエタンソンの谷を黙々と登る。白い花崗岩の岩山、青い空、緑の草原と針葉樹の森。クリストフの足並みは速く、ゆっくりと景色に浸っていることはできなかった。
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途中、クリストフのガイド仲間とすれちがった。大切な山の情報交換。上部氷河で大きな落石があり、一人が負傷したらしい。クリストフが指差しているのがLa Meije南壁。

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途中の山小屋で小休止。大きな大きなオムレツをいただいた。中にはぎっしりとチーズとハムが詰まっていた。衣子が一人で食べたわけではありません。三人で仲良く分けました。
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さらにこの山小屋から登ること800m。やっとの思いで標高3092mのPromontoire小屋に辿り着いた。きつかった!行動時間11時間、28kmを歩いた。
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ところでこの素晴らしいLa Meije南壁上、どこに山小屋が建っているかおわかりかな? 写真中央やや左寄りのやや上、白い小屋がぽつんと見える。

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Promontoire小屋は、La Meije登山基地。小屋には詳しいルート写真があり、さらに詳細なポイントマップも置かれていた。我々は上を目指さない。左下に引かれた黒い線のルートを行く。
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素晴らしい雰囲気の山小屋だった。小屋の主人が、山の注意点、天気予報を皆に説明する。日本語でないのが残念。
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山小屋で誕生日。みんなでハッピバースデイの歌を合唱した。
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夕食後、暮れ行くエタンソンの谷を見下ろす。ため息がもれるほど美しい。
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夕焼けに染まるLa Meijeの鋭鋒群
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明日越えるコル。氷河上にある。
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朝4時、ヘッドランプを点して山小屋を出発。朝日が昇るころ、コルに達した。
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それにしても、凄いとこまで来たもんだ!
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コルを越えるとまた大氷河!
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登って下りて、また登って、そして最後に岩壁の下降訓練が待っていた。
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美しい La Meije、どうもありがとう。次に来るときは山頂へ。その前にマッターホルンに行かなければ。計7日間のマッターホルンプロジェクト訓練が終わった。

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by kobayashi-skin-c | 2018-08-23 16:10 | PHOTO & ESSAY | Comments(0)
2018年8月『マッターホルンプロジェクト始動』August 2018 "Matterhorn Poject -Part I"
2016年に登頂できなかった憧れの山「マッターホルン」に再度挑戦。2回目の挑戦をするからには、より難易度の高いイタリア側からのルート(リオン稜)をとることとした。ガイドには長年の友であり、アルプス・オートルート・スキー、モンブラン登頂を導いてくれたフランス人ガイド、クリストフ・ケルン氏に依頼した。

8月1日未明に日本を出発し、ロンドンを経由して同日夕刻にイタリア・トリノに到着。クリストフの出迎えを受けた。クリストフの根拠地はアルプス山脈の南西端、エクラン山塊に抱かれるブリアンソンの町。トリノからは車で約2時間の距離のところにある。

マッターホルン登頂に備えクリストフが準備したプランは、
第1-3日 Queyras Mountainsで岩稜、岩壁のクライミング。
第4日目を休息日とし、
第5-7日 エクラン山塊の名峰ラ・メージュ La Meije で高所順応、ピッケル・アイゼン訓練。
第8日目 ブリアンソンからマッターホルンイタリア側の登山基地チェルビニァへ車で移動、そして標高2600mのアブルッツォ小屋へ。
第9日目 アブルッツォ小屋から標高3800mのカレル小屋へ。
第10日目 マッターホルン登頂
素晴らしい計画、でもちょっと盛りだくさんなのが恐ろしい。
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第1日目、晴天の朝を向かえ、Queyras Mountains (クイラ自然公園)に向かった。サンヴェランの村で車を降りて歩くこと約2時間、小さな湖(Lac Blanche)のほとりに立つ山小屋に到着した。そして午後からは湖の向こうにそそり立つ岩山(Rocca Bianca)でクライミング訓練。クリストフのガイドでは、初めてのクライミング。英語での意思疎通が一番の目的。もちろん我々のクライミングの力量を測る目的もあるのだろう。
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岩の取付き点から見下ろす湖と山小屋。

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最初からいきなりきついクライミング。時差ぼけもいっぺんに吹き飛んだ。
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これがクリストフ!冗談をよく言うが、きっちりと確保し、きっちりと教えてくれる。


無事Rocca Biancoを上り終えてイエイッ!
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山小屋 Refuge de la Blanche は、青い湖と緑の草原に囲まれた素晴らしいところ。シャワーもあり、食事もワインもトレビアン!

夕食が終わり日が沈む頃、クリストフが訪れていた子供たちに山の物語を聞かせていた。
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第2日目は、標高2500mの山小屋から3500mの小ピーク登り、岩稜歩きと、少し難易度の高いクライミング。日が昇るころに小屋を出発。小ピークからはマッターホルンが望めるはずだったのだが、少しかすんで見えなかった。
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朝焼けのQueyras Mountainsを映し出すLac Blanche。こんな美しいところがあっていいのだろうか、と息を呑むほど。

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Queyras Mountainsは、草原と、荒々しい岩山、そして数々の氷河湖が織りなす美しいところ。草原には花が咲き乱れ、岩山にはカモシカ(シャモア)が遊んでいた。道なき草原、あやうくエーデルワイスの花を踏んづけるところ。
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背後の尖った山が La Tete des Toillies 3175m。明日山頂を目指す。かっこいいけど、尖ってんね!

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行く手の稜線が今日の訓練場所。ところどころ、ナイフリッジになっている。眺めただけで少しビビッてしまったが、登るともっと大変。岩が大変もろく、つかむ岩つかむ岩が簡単に剥がれ落ちる。結局真ん中のピークまで行って迂回路を歩くこととなった。しかしその下り道で衣子が右足を滑らせ、左ひざを強度に捻ることになり、痛みを残すこととなった。

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行く手に聳える岩塔が Le Rouchon 2929m。頂上からの懸垂下降が楽しかった。クリストフは「アップ・セーリング」と言っていた。われわれが言うロープダウンも「アップ・セーリング」だった。いろいろと用語が違う。
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第3日目も晴天の朝を迎える。
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右の黒い山が今日の目標、La Tete des Toillies 3175m。左の白い岩山は初日にクライムしたRocca Bianca。衣子は昨日痛めた左膝が腫れはじめていたので、大事をとって小屋で待機。

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間近でみる頂上岩塔。尖っている。クリストフのリードでクライミング開始!
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岩は概してツルツル、ホールドを探すのに手間取る。
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このスラブを登るとき、左足がスリップ。思わずヒヤリ!クリストフがしっかりとロープを確保。もう少し体を起こして、爪先立ちにならないようにすべきであったと反省した。
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最終ピッチはまるで空中に浮いているようで、気持ち良かった。
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クリストフが「手を振れ」と言う。
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頂上には大きな十字架が立てられていた。マッターホルンのイタリア側頂上にも十字架があるという。
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ありがとう、クリストフ!
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山小屋で衣子と合流し、麓の村サン・ヴェランに戻った。Queyrasには家族連れでハイキング、トレッキングを楽しむ人々が多くいた。小さな子供がロバに乗せられて登ってきた。楽しそう。
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サン・ヴェランの村は標高2042mにあり、ヨーロッパの村では最も高い場所にあり、「フランスの美しい村」のひとつに認定されている。

衣子の膝に不安を残したが、マッターホルンプロジェクトは楽しく、無事にスタートした。


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by kobayashi-skin-c | 2018-08-23 07:55 | PHOTO & ESSAY | Comments(0)
2018年7月『星と月とそして山と』 July 2018 "The Star, the Moon, and the Mountain"
山の稜線歩きで最大の楽しみが朝日と夕日。南北に伸びる日本アルプスの稜線小屋に泊まると、東の朝日、西の夕日を必ず見ることができる。もちろん、晴れていれば、のことだが。
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夕日が沈むと皆寝床に帰っていく。でも、そこからまだドラマは続く。空と地球の境目は濃い茜色に染まり、その上にぽっかりと三日月、金星が浮かぶ。いつまでも見惚れているとやがて漆黒の闇となり、北極星が輝き、天の川が空を横切る。白馬山荘から旭岳のシルエット、そして月と金星。

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唐松岳頂上山荘から、唐松岳と不帰の嶮と、夕焼けの水平線。

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唐松岳頂上山荘から朝日を望む。

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by kobayashi-skin-c | 2018-07-25 15:14 | PHOTO & ESSAY | Comments(0)
2018年7月『前穂高岳北尾根登攀』 July 2018 "Climbing the North Ridge of Mt MaeHotaka"
北アルプス白馬山域から穂高山域へと所を移し、前穂高岳北尾根登攀にチャレンジした。白馬スキー連盟副会長の清水伸也さんにガイドをお願いした。徳澤園で清水さんと合流したのち涸沢小屋に宿泊。翌早朝、まだ暗いうちに小屋を出発し、涸沢を横切り5・6のコルから北尾根に取り付いた。紺碧の空の下、岩を攀じ登り、スカイラインの世界に浸った。


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徳沢からみる明神岳と前穂高岳。青い空に心が躍る。

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涸沢小屋から目指す前穂高北尾根を望む。左端の頂きが6峰、右へ5峰、4峰、3峰、2峰、そして最終こぶの1峰(前穂山頂)へといたる。涸沢にはまだ雪がたっぷり。

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山を眺めながら飲むビールは最高!1杯目は生ビール、2杯目は自販機で。ビールのボタンを押したはずがこんな缶がゴロン。一瞬長野りんごジュースが出てきたと目を疑ったが「黒ラベル」だった。


翌朝は3:30amに起床。簡単に朝食を済ませ、ヘッドランプを点して涸沢小屋を出発。残雪の涸沢はアイゼン、ピッケルで登った。
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5・6のコルを目指す頃、穂高の峰々が朝日に照らされた。荘厳な景色に大感激。
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スペースのある5・6のコルで登攀準備を済ませ、いよいよ北尾根登攀へ。「清水さん、よろしくお願いします!」。


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5峰頂上にて。昨年歩いた北穂高岳、槍ヶ岳をバックに。


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これが、核心部の北尾根3峰。

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9:50am、前穂高岳山頂へ。爽快の一言に尽きる。何故こんなにも晴天に恵まれたのか、天恵というしかない。天に感謝、清水さんのガイドに感謝、そして一緒に登った衣子に感謝。

前穂頂上から、岳沢を経由して無事、上高地に下山した。あそこに登り、あそこから下山してきた。よく頑張った。
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素晴らしい山行であった。この経験がマッターホルンに生きるだろう。

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by kobayashi-skin-c | 2018-07-25 14:32 | PHOTO & ESSAY | Comments(0)
2018年7月『北アルプス白馬岳から唐松岳へ』 July 2018 "Japan Alps: From Mt Hakuba to Mt Karamatsu"
今年の夏も北アルプスの山行を満喫することができた。
はじめての白馬岳。まずは猿倉登山口から白馬大雪渓を登り山頂へ。白馬山荘に泊まり、翌日は不帰の嶮を越えて唐松岳への縦走。唐松岳頂上山荘に泊まり、八方尾根を下った。

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白馬尻小屋を出てすぐにキヌガサソウの群落を見つけた。北海道では見ることができない花にみとれる。そしてすぐに大雪渓が現れた。

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標高差600m、約2㌔の雪渓は涼しく歩きやすい。12本爪アイゼンを装着したのでまったくスリップなく快調にとばした。ただときおり落石の音がこだまし、先行者の「ら~~く」の声がとびかう。白馬岳側の尾根から数メートルの大きさの岩がゆっくりとゴロゴロ転がってきたのには肝を冷やした。そして葱平(ねぶかっぴら)でアイゼンを脱ぎ尾根筋の登山道を登った。葱平だから雪渓歩きのあとは平らな道かと思ったら、急坂が続く。標高2500mを越えるのでだいぶ息があがった。道脇に咲く花々にしばし癒される。
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白馬山荘が目前に迫ってきた。お花畑の上にそびえる天空の城のようだ。
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山荘に荷物をデポしてすぐに山頂に向かった。白馬岳2932.2m。
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夕刻はスカイレストラン!でジョッキに注がれた生ビールを飲み、夕陽に照らされる北アルプスのスカイラインに見惚れ、そして日本海に沈む夕日を見送った。
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これが山小屋だなんて信じられないよな!

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右端の三角錐が剱岳、たくさんの雪渓を抱く立山連峰、ずっと左の遠くに槍ヶ岳、穂高岳!

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そして、夕日は富山湾、能登半島の向こうの日本海に沈んでいった。

2日目、5:00amの朝食を済ませ白馬山荘を出発。白馬杓子岳、白馬鑓ヶ岳、天狗平を越して、いよいよ不帰の嶮。高度感たっぷりの岩稜をアップダウンし、唐松岳山頂へといたった。唐松岳頂上山荘は後立山連峰屈指の眺望の山小屋。
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白馬岳山頂をバックにお花畑の中で。

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白馬鑓ヶ岳山頂にて。後は白馬岳。

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大好きな花々。ミヤマオダマキ、ウルップソウ。あっ、ライチョウ一家が!
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この写真の中、あかちゃんライチョウを何羽見つけられるかな?

不帰の嶮が迫る。まずは「天狗の大下り」から。一枚スラブ状の岩壁をクサリを頼りに降りる。
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降りた先に不帰の嶮1峰、2峰、3峰が立ちはだかる。
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最難関の2峰北峰頂上にて。

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6時間半の縦走のフィナーレ、唐松岳山頂。今日も眼前に剱岳がその美しい頂を見せていた。
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稜線上に立つ唐松岳山頂山荘を目指す。
今夕も素敵な夕陽が待っていた。残照の北アルプスと不帰の嶮に沈む夕日。
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三日目、朝日を拝す。
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5:30amの朝食を摂り、八方尾根を下山。ゴンドラ、リフト客が登ってこない、まだ人のいない八方池を目指した。
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下山路からは五竜岳、鹿島槍ヶ岳を望むことができた。あっちまで足を伸ばしたかったな。

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八方池は風のためさざ波がたち、鏡の様ではなかったが、白馬三山、不帰の嶮を映し出していた。

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誰もいなかった八方池に、朝一番のゴンドラ・リフトで上がってきた人たちが現れた。この三人組「シュパーーッ」と音をたてて、おいしそうにビールを飲み始めた。まだ朝8時だぜ!

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八方尾根リフト乗り場付近の湿原に咲くニッコウキスゲ。その向こうに白馬三山(左から白馬鑓、杓子、白馬)。右端に見える小屋の壁にはオリンピックの紋章が掲げられている。長野オリンピックスキー滑降のスタートハウスか。

リフト、ゴンドラを乗り継ぎ白馬村へ。さらにJRで松本市に移動し、上高地へと向かった。今回の目的『前穂高岳北尾根登攀』を目指す。上高地の奥、徳澤園に宿をとった。
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by kobayashi-skin-c | 2018-07-25 11:08 | PHOTO & ESSAY | Comments(0)
2018年5月 『北大キャンパス、春のオシドリ』 May 2018 "Mandalin Duck in Hokkaido Univeristy Campus"
「菜種梅雨」と言うのだろうか。今年の北海道のゴールデンウィークの天気はいまいち。天気予報を信じてごろ寝を決め込んでいたら、なんと、快晴の朝を迎えた。なんとも恨めしい。この落ち込んだ心を、北海道大学キャンパスのオシドリ夫婦が慰めてくれた。
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もうすぐ雛も加わるのだろうな。
大都市札幌の一画に広がる自然、繋がる命、永遠に続け。

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by kobayashi-skin-c | 2018-05-04 17:12 | PHOTO & ESSAY | Comments(0)
2018年5月 『北大キャンパス、一斉に咲く花たち』 May 2018 "Full Blossoms in Hokkaido University"

今年の北海道のゴールデンウィークは「菜種梅雨」。肌寒い雨が降ったりやんだり。その寒空の下、なぜか花々はいっせいに開花した。

エゾヤマザクラには個性があり、色をとっても、開花時期をとっても木々ごとに異なっている。

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数は少ないもののソメイヨシノも植えられている。さすが絢爛豪華な花房をつける。

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北海道では梅も桜も同時に開花する。あでやかな紅梅。
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キタコブシ、レンギョウといえば早春の代表花。純白のキタコブシ、鮮やかな黄色のレンギョウが目に眩しい。
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ツツジも咲いた!
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これほど同時に咲くのも珍しい。異常気象なのだろうか。
散り急ぐな、エゾヤマザクラ。
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なんと、初夏の花オオバナノエンレイソウがもう咲いた。
咲き急ぐな、オオバナノエンレイソウ
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by kobayashi-skin-c | 2018-05-04 17:01 | PHOTO & ESSAY | Comments(0)
2018年5月 『大雪旭岳、地獄谷を滑る』 May 2018 "Mt Taisetsu-Asahidake, Ski in Volcano"
今年のGW、細切れにしか晴間がのぞかない。昨年に続き大雪旭岳に登り、地獄谷を滑った。今年の大雪山の雪解けは早く、すでに山肌の大半は黒く土と岩が出ていた。

午前中は雨と霧。姿見の池駅舎出発の時点では、真っ白なガスの中。今日は不肖私が頼りないガイドを務めるため、衣子は不安そうである。感は良いほうであるが、地図は読めない。GPS機能付きのiPhoneが頼りである。
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六合目を過ぎるころから、青空がときおり顔をのぞかせる。

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七合目を過ぎると、夏道の地面が現れ始め、登りラインの雪はどんどん細くなっていった。金庫岩の手前で地獄谷へ降りるラインを見つけ、そこからドロップイン。
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地獄谷の中は素晴らしいザラメ雪でスキー板が滑る、滑る! 噴気孔脇もなんなく滑り抜けた。


スリリングな斜面を滑り降り、イエッイ!
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もう一つ、イエッイ!!

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針葉樹の森の中を滑り抜け、今夜の山宿「杜季」へ。


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ご主人の内藤さんの素晴らしいphoto artに飾られた部屋、Steinway & Sonsのグランドピアノ、そして内藤さん手作りの渓流脇の露天風呂、さらに美味しい夕食が待っている。冒険と安らぎが入り混じった素敵な休日、GWのひとときであった。
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杜季のお部屋の窓から望む旭岳。また花が咲くころに。今年は早いだろうな。




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by kobayashi-skin-c | 2018-05-04 10:27 | PHOTO & ESSAY | Comments(0)
2018年4月 『ニセコ、羊蹄山で春スキー』 April 2018 "Spring Ski in Niseko and Mt Yotei"
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今春は残雪が深い。好天を見計らってニセコ・アンヌプリ、羊蹄山の頂上を狙った。一日目の登山口、宿はニセコ五色温泉。学生時代からなじみの山の湯宿である。
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左下方に五色温泉の建物が見える。学生時代の建物からは大きく改築され、混浴露天風呂も取り壊され随分ときれいになっている。

次第に高度を上げながら、真っ白なニセコ連峰に見入る。風も弱くポカポカ陽気を楽しんだ。
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途中一部でスキーを担いだが、快適にシールで山頂に達した。比羅夫スキー場のリフトは動いており、リフト終点から登ってくる人たちも見えた。
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そして、久々のアンヌプリ北斜面を滑り降りた。誰もいない大斜面を一人占め、いや二人占めだ。
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そして、美しい夕焼けと、温泉と、そして自炊棟での美味しいワインが待っていた。
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二日目、今日も晴天。昨日のこの笑顔に羊蹄山が微笑み返してくれたのだろう。
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真狩登山口はまだまだ深い雪の中。
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快適な山歩き。
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しかし、九合目の避難小屋が見えるころ、私は深刻なガス欠(シャリ切れ)!歩いては止まり、歩いては息を切らし、衣子に置き去りにされた。昨夜のワインの飲みすぎか、あるいは途中ルート取りを間違えてシートラのつぼ足を強いられたせいか、おーーい、衣子さーーーん、待ってくれーー~~
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しかし、ここは現金なもの。外輪山に到着したら、がぜん元気を盛り返した。頂上には見向きもせず、羊蹄山父釜(噴火口)へと滑り込んだ。パウダー!
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我々の前に2本のシュプールが残されていた。先客が二人いたようであるが、今日もまったくの二人占め羊蹄山。ばんざーーーい!!
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外輪山へと登り返し、そしていよいよ羊蹄山大滑降。春山ならではの陽射しを浴びながら存分に楽しんだ。衣子さん、強いね、上手ね。
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山麓では畑の雪おこしが始まっていたが、まだ半分も進んでいない様子だった。残雪が多いのを喜んでばかりもいられない。今年のアスパラは遅れるかな?
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by kobayashi-skin-c | 2018-04-29 13:05 | PHOTO & ESSAY | Comments(0)