リベンジツアーの続編です。 昨年衣子は怪我のため、コルティナからベッルーノに救急搬送され、そのまま入院、手術。入院はたったの3日間だけでしたが、手術後の安静と松葉杖の歩行訓練のため、ベッルーノの町のホテルで4日間を過ごし、予定していたヴェネツィア訪問はかないませんでした。下2枚の写真はその時のもの。 ベッルーノの病室で ヴェネツィアを訪れるのは今回で3回目。1回目は2013年2月、1回目のドロミテスキーに行く途中、ちょうど ”マスカレード” の時でした。 ![]() ![]() 2回目のヴェネツィアは2020年2月。あのコロナがイタリアで爆発する、あたかも寸前のことでした。 ![]() ![]() ![]() ![]() 去年はこの街を車イスと松葉杖で走り回りました。障害者に対するロンドン市民の暖かさに感謝いっぱいでした。 今年は元気に歩きました。まずのお目当ては、ロイヤルオペラ&バレエ。 ”ロミオとジュリエット” ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() そしてもう一度ロイヤルオペラ&バレエの ”イル・トラヴァトーレ” を観劇 ![]() ![]() ![]() ![]() #
by kobayashi-skin-c
| 2025-03-28 19:00
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昨年2024年2月4日のこと、イタリア・ドロミテ山塊のコルティナダンペッツォのスキー場で、イタリア人スキーヤーと交錯、転倒して右大腿骨頸部骨折の重傷を負い、イタリアで入院・手術の体験をした衣子(2024年4月記事を参照ください。2024年2月 『悲嘆のドロミテから感謝のロンドン -パート1-』 February 2024 "From Dolomites to London : Part 1"。
めげることなく「リベンジするわよ!」とリハビリに励み、今冬に入ってからはスキーも見事にカムバック。2025年2月26日、コルティナダンペッツォに戻ってきました。紺碧の空、黄色い断崖の山々、真っ白な雪、これがドロミテです。衣子は昨年コルティナで買った”Dynafit”のピンクのウエアを着て感無量の面持ち。でも慎重に滑り出しました。はじめはね ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 後に聳えるのは Tofana 山群の南端 ![]() 札幌を出発して羽田、ロンドンを経由して、イタリア・ヴェネツィアへ。そしてバスに乗り継ぎコルティナの街まではまる二日かかりました。到着翌日は一日休養しながら、レンタルスキー選び(スキー靴は持参)、リフト券購入、食料品の購入(ワインもね)などをして過ごしました。翌3日間はコルティナのホテルに泊まりTofana山群エリアを滑りました。そして昨年果たすことができなかった念願の山小屋へ。Rifugio Faloria(ファローリア小屋)、Rifugio Scoiatolli(スコイアトッリ小屋)、Rifugio Lagazui(ラガツォイ小屋)に三連泊です。 ロープウェイ、ゴンドラ、リフトを駆使して、滑り降りて、そしてまたリフトに乗って山の上。そこに山小屋があります。 Rifugio Faloriaから見るCristallo, Tre Cime の夕焼け。 ![]() ![]() ![]() そして嬉しい夕食。
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 朝一のゲレンデを滑って、 この日はビビるリフトを乗り継ぎ 、Super 8 (8の字型スキーツアー)を辿って Lagazuoi 小屋へ。 大袈裟ながら Lagazuoi 小屋は世界で一番好きな山小屋。 そしてドロミテ山塊最後の朝が明けます。 ![]() もう別れの時、2752mの Lagazuoi 小屋から1200mのコルティナの街まで、名残を惜しみながらゆっくりと滑り降りました。 ドロミテへの、コルティナへの愛は深まるばかり。また来たい、君と二人で。 #
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| 2025-03-27 17:39
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「光陰矢の如し」、「少年老い易く学成り難し」
もはやこの歳で少年もありませんが、年齢とともに過ぎ行く時の速さは加速度的です。 「チコちゃんに叱られる」で、「歳をとるとなぜ時が早く過ぎるのか」の質問がありました。答えは「大人になるとワクワクすることが少なくなるから」でした。この歳になってもじゅうぶんに「ワクワクしているのに!」と思うのですが、とにかくあっという間の1月、2月でした。 2024年の思い出写真、もう少しご紹介したい景色が残っていましたのでご覧ください。 美ヶ原に先立って富山の東岩瀬を訪ねました。初めての「ズワイガニ体験」。「香箱がにの内子、外子」の美味しかったこと!生の蟹卵の卵かけご飯は今まで味わったことがない桁外れの美味しさでした。さらに「毛蟹の卵かけご飯」。毛蟹と言えば、北海道の特産品ぐらいに思っていましたが、富山湾、日本海でも獲れるのですね。ところが、北海道ではメスは禁漁。網にかかったメスの毛蟹はすべて海に返されるそうです。ところが富山湾で獲れる毛蟹は、ズワイガニ漁で混獲されるもので、メスも食べられるそうなのです。毛蟹の卵かけご飯も生涯初めての衝撃の美味しさでした。 ![]() ![]() ![]() 続いて東岩瀬から山あいに入り、「風の盆」で有名な越中八尾を通り過ぎて ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() #
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| 2025-03-16 18:12
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2024年10月1日、ピレネー山脈を越えたスペインのパンプローナの街で、31日目にして巡礼を終えました。その模様は2024年10月、11月のブログでご紹介したとおりです。
パンプローナ大聖堂 ![]() パンプローナ城壁門 ![]() パンプローナからバスでサンセバスチャンに戻り、さらにフランスバスクのビアリッツから飛行機に乗りパリに移動。日本への帰国前、パリで4日間を過ごしました。パリオリンピック2024のモニュメントがまだたくさん残っていました。下はバスチーユ広場のモニュメントです。バスチーユ広場と言えば、1789年7月14日、ここからフランス革命が始まったところですね。 2019年4月、ノートルダム寺院は大火災で焼け落ちてしまいましたが、フランス国民の強い意志、そして国際的な協力もあり、2024年12月からふたたび一般公開をするまでに再建されました。写真を映した10月5日の時点ではまだ再建途上だったようです。 ![]() パリは「芸術の都」、オペラ座、美術館も巡りました。 ![]() ![]() 近代美術を集めたポンピドゥーセンターでは、おりしも日本の漫画展が開かれていました。なんと手塚 修、白土三平らの漫画が額縁で飾られていました。会場は子供たちで賑わっていました。ここでも日本文化の浸透に触れ大変感動しました。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 日本の文化は食の面でも大いにフランスに浸透しています。"Suhi", "Tempura" はもちろんのこと、"Dashi", "Wasabi", "Yuzu" は頻繁に聞きました。そして"Wagyu" が一流レストランの最高級メニューとなっていることには驚きました。日本酒はもちろんのこと日本産ワインも大人気でした。スペイン巡礼の途次にも「日本に行きたい」「日本旅行が素晴らしかった」「今度日本に行くのが楽しみ」の声をたくさん聞き、観光、文化面で日本に興味を持っていただけることをたいへん誇らしく感じました。いっぽう残念に思ったのは旅行中、巡礼中、日本人に出会うことがたいへん少なかったことです。スペイン巡礼では数多くの韓国、中国の人々に出会いました。日本の経済状況から海外旅行者が減っているのでしょうか。違うと思います。日本がもっと貧しかった時代、多くの人たちが団体旅行で、そして多くの若者たちはバックパックを背負って海外に出ていました。その活力を失い、内向きな状況になっていることが、海外に出かける人々が減っている原因だと思うのです。 出会ったのはこの方が道に迷ったから。「いやあ助かりました、英語もわからないし、携帯電話も使いこなせないので紙地図だけが頼りなんですよ‼」とのこと。こちらがびっくりしました。何もかもが便利になり、スマートフォン、GPS、クレジットカードがあれば何でもできる時代、この方のことを「チャレンジャー」「冒険家」と思いました。「何とかなりますよ!」の言葉を残されてまた自転車をこいでこの方は前に進んでいきました。この方の無事を祈ったことはもちろんですが、この方の活力を見習わなければと感じ入りました。 高橋さん、と言われていたかな。無事に帰国されたかしら ![]() #
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| 2025-02-25 11:36
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利尻山にふたたび戻りました。
一昨年は私の左腓骨外果部骨折、昨年は衣子の右大腿骨頸部骨折のため、私たちは2年間利尻を訪れることができませんでした。満を持しての利尻山スキー、お互い74歳もの齢を重ね「あといく度来ることができるのか」の思いで訪れた3年ぶりの利尻でした。 札幌丘珠空港の出発ロビーに入ると、髭面の外国人とおぼしき男性が私たちに手を振っていました。近付いてきた外国人の口から「ボリスです!」、「オーーッ、ボリス!」、なんと2019年の私たちの初利尻スキーで一緒になったボリスでした。 天気予報ではこのあと連日雪と雲、結局利尻山の頂上を見ることができたのは空港に降り立った時だけでした。 動画でもご覧ください。 ちょうど一年前、利尻山では痛ましい雪崩事故がありました。山とはなんと美しく残酷なのでしょう。こんなにも美しく楽しい山が牙をむき人の命さえ奪ってしまう、そんな大自然に心から感謝しつつ畏敬の念を覚えざるを得ません。 また来たい!
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by kobayashi-skin-c
| 2025-02-22 13:29
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