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9月15-16日、テントを背負って大雪山黒岳に登りました。
一つは、紅葉に会うため。もう一つは、今年4月に亡くなった直樹の慰霊台に会うため。 私は爺さんになったけど、直樹はいつまでも少年の面影のままだね。
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by kobayashi-skin-c
| 2025-10-31 17:53
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パキスタンK2トレッキング~その6~ 最終節「ガンダーラ」
命からがらトレッキングから下山。それでも予定通りにイスラマバードに帰ることができたおかげで、とってあった予備日に観光ツアーの提供がありました。行先は「タキシラ遺跡」。参加者は三名だけでした。皆さん、精も根も尽き果ててホテルでお休みのようです。衣子からも「あなた行ってらっしゃーい!」と送り出されました。 「タキシラ遺跡」??また無知を曝け出してしまいますが、ガンダーラ文明の代表的遺跡で世界遺産だそうです。あのアレキサンダー大王の東征はここまで、そしてギリシア文明をインダス文明に融合させて花開いたのがガンダーラ文明、美術だったのです。約1000年にわたって栄え、あの三蔵法師玄奘もここの僧院で勉強したとのことでした。 まず「タキシラ博物館」を訪れました。 ![]() 仏像の美しかったこと。惚れ惚れしました。二千年も前の仏像とは思えません。ギリシアの彫刻技術が伝わり、仏像はここで誕生し、そしてやがてシルクロードを通って日本にも伝えられました。 ![]() ![]() ![]() 次に丘の上のジョウリアン遺跡を訪ねました。ガンダーラの典型的な山岳仏教寺院跡です。 僧侶の暮らした僧院区、主ストゥーパ(仏塔)と奉献ストゥーパ、祠堂からなる塔院区があり、ストゥーパの基壇にはストゥッコ(化粧漆喰)の装飾が美しく残っています。僧院区の壁を外側から見ると、美しく積み重ねられた壁が当時のまま、今も残っています(西遊旅行のパンフレットを引用)。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 最後になりましたが、トレッキングの安全な遂行に全力を尽くしてくださった 西遊旅行社添乗員の若林綾子さん、 現地インダスキャラバン社ガイドのシャビールさん、そしてキッチンスタッフ、ポーターの皆さんに厚く御礼申し上げます。 #
by kobayashi-skin-c
| 2025-09-08 17:27
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パキスタンK2トレッキング ~その5~「命からがらの脱出」
![]() それに何だかおかしい、この晴天続きで気温が上がったのか、周囲の小氷河から流れ出してくる小川の水量がずいぶんと増している。 ![]() それでも何とか最終キャンプ地のジョラ(3150m)までたどり着き、残るはアスコーレ村までの1日だけとなった夕方、キャンプ地はとても美しい夕焼けに包まれました。 ![]() ![]() ところがその翌朝、とたんに慌ただしくなり、添乗員の若林さんから衝撃的な説明。「今朝一番に渡るはずの橋がひっくり返ってしまい、渡れません。この晴天続きで、上流の氷河に何らかの異常が起きて、氷の塊、岩の塊が流れ出して橋脚を壊したようです。上流まで行くと吊り橋があるので、それを渡ります」。 動画 (Youtube) でもご覧ください。 パキスタンK2トレッキング、濁流の吊り橋https://youtube.com/shorts/jhZjeH59oS パキスタンK2トレッキング、ドゥモルド川の吊り橋 ところが、また衝撃。「道路が二ヶ所で寸断され、その部分は歩いて移動し、ジープを乗り換える」と。 ![]() ![]() ![]() ここも動画 (Youtube) でもご覧ください。 パキスタンK2トレッキング、がけ崩れからの脱出 ジープが渡るのは木製の吊り橋。ここが一番怖かった!かも パキスタンK2トレッキング、ジープで渡る吊り橋 さらに、もう日はとっぷりと暮れたころ(同行のSさんが撮影、動画をいただきました)、 パキスタンK2トレッキング、濁流となった道路 ![]() トレッキングのエピソードをもう一つ、 あの可愛く人懐こい山羊さんたちの運命も推し量られましたが、キャンプ5日目に一頭が、そして二頭目もキャンプ8日目に姿を消しました。 合掌しながら、捧げられた命を有難くいただきしました。 もう一つ、エピソード 食べ物のあとで申し訳ありませんが、 トレッキングが始まった2日目、なんとなく風邪症状で始まり、その夜から強烈な腹痛、下痢。ネパールの経験があったので生水にはしっかりと気を付けたつもりなのに「やっちまった ![]() ![]() 添乗員の綾子さんから日本の下痢止め「スカット」を貰ったが治る気配なし。ガイドさんから勧められたパキスタンの下痢止めは「Flagyl フラジール」。えーーっ俺はトリコモナス症かよー、 そのおかげで、すっかり青空トイレ(ノグソ)が癖になりました。山を眺めながら、星空を仰ぎながら、サイコー #
by kobayashi-skin-c
| 2025-09-08 13:22
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パキスタンK2トレッキング ~その4~ 「ついにコンコルディア」
K2 8611m は、氷河から標高差4000mですっくと立ちあがる。荒々しいながら美しい稜線を何本も描く優美さ。その神々しいまでの姿はまさに「山の王者」。そのK2を間近に見上げるコンコルディアまで、ついに来た。3000mのアスコーレを出発し、4650mのコンコルディアまでの9日間、苛酷と言っても過言でないトレッキングの末でした。しかし今、それに存分にむくいるほどの感激を味わっている。 月明かりに照らされたK2を、 朝日が当たったK2を、 朝日に映えるK2を、 そして衣子と共に見上げるK2を、ご覧になってください。 コンコルディアには3泊4日滞在し、バルトロ氷河のさらに奥のゴッドウィン・オースティン氷河、アッパー・バルトロ氷河の上流へと散歩したり、テント前でK2を眺めながら日向ぼっこをしたり、まる二日間をゆっくりと過ごしました。ほんとはK2・ブロードピーク登山隊基地まで行きたかったのですが、すでに疲労困憊で諦めました。同行の3人の元気女子隊はブロードピークBCまで行ったようです。 コンコルディアのこの景色を動画でもご覧ください。 パキスタンK2トレッキング、コンコルディアにて K2、ブロードピークを映し出す氷河湖 長らく抱いていた念願の夢がかなったK2、その旅は決して平坦ではありませんでした。衣子曰く「人生で一番の苛酷な体験」であったとのこと、折れた?肋骨の痛み、テント生活、カレー満載の食事、帰国後の体重は3.5kgも減っていたらしい。 真っ暗になった夜のK2の中腹に、ライトが光っていました。頂上を目指す登山者のものだろう。感激した。あのK2に人が登っている! 数日後、30名もの人たちが頂上に立ったと教えられた。ただうち一人が滑落して亡くなったとも。 平出和也、中島健郎が目指したK2西壁は、左稜線の向こうで見えていない。その空に向かって手を合わせました。 さて、ここまで来たからには下山も待っています。 ところが、その最終盤にとんでもない事態に遭遇しました。他のトレッキングのエピソードも合わせ、次回の投稿もお楽しみに。
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by kobayashi-skin-c
| 2025-09-06 05:40
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![]() バルトロ氷河の両岸には6000~7000mの山々がそそり立つようになり、遥か上流にはガッシャーブルム山群も視界に入ってきました。 ![]() ![]() 途中の氷河左岸にはK1 7821m (マッシャーブルム)が聳えます。イギリス植民地時代、命を受けたインド測量隊がカラコルム山脈を探索した際、まず測量したのがK1、そしてその次の測量がK2だったとのこと。"K"は、カラコルムを表します。 ![]() ![]() 夏の間、クレバスは雪に隠される(ヒドゥンクレバス)ことがないので、突然転落することはありませんが、逆に気温上昇に伴って崩れやすくなっています。端に立ってはいけませんよ! ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ゴレⅡを出発してすぐ、氷河右岸に現れたのはムズターグタワー 7273m。 ![]() ![]() 次回、コンコルディアからのK2をお楽しみに! #
by kobayashi-skin-c
| 2025-09-04 17:49
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