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2021年9月 『紅葉の大雪山(3)旭岳天女ヶ原から姿見の池へ』 September 2021 "Mt Taisetsu in the Autumn Color #3"
この秋3回目の大雪山。今回は旭岳温泉を起点に、普段はロープウェーで登る姿見の池までの区間を足で登った。美しかった!
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まずは天女ヶ原にて
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紅葉のトンネルの中を歩きました(黄色のミネカエデ、ナナカマドの赤)
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衣子も思わず天女の舞
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ただし紅葉は中腹まで。姿見の池まで登ると紅葉は姿を消して、山頂も雲の中となったため下山。途中からは雨。もうすぐ雪に変わるでしょう。
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下山後はいつもの「杜季」にお世話になりました。この日は下山後、宿から紅葉を眺めながら、ピアノを弾いたり、渓流沿いの露天風呂に入ったり、ワインを飲んだり、そして美味しい夕食を食べ、寝袋の中ではなくふんわり布団にくるまって、おやすみなさい。し あ わ せ「敬老の日、お彼岸の日」でした。
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紅葉の大雪山に登るのはまた来年!
「あと何回?」の思いもある。まだまだ元気なつもりなのだが。

# by kobayashi-skin-c | 2021-09-26 16:11 | PHOTO & ESSAY | Comments(0)
2021年9月 『紅葉の大雪山(2)黒岳、北海岳、北鎮岳、お鉢』 September 2021 "Mt Taisetsu in the Autumn Color #2"
「敬老の日」の連休を利用して再び大雪山へ。

2021年9月 『紅葉の大雪山(2)黒岳、北海岳、北鎮岳、お鉢』 September 2021 \"Mt Taisetsu in the Autumn Color #2\"_c0219616_14595591.jpg
層雲峡から黒岳を越えて黒岳避難小屋キャンプ指定地でテント泊。晴天の下、のんびりと紅葉を愛でた。天気と紅葉は申し分なかったが、人の多さにはいささか驚いた。コロナ禍での自粛続きにみんな辟易としているのだろうな。私たちもそのたぐい。

ちょうどお昼時だったせいもあり黒岳石室の前は「密」!バイオトイレの故障も重なってトイレの前に人の列もできていた。「携帯トイレ」持参を求められているが、その考えは普及していない。北海道の山のトイレ問題、何とかせねば!
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コロナ禍の中、山の宿泊はテント泊が求められているが、こちらも密! これでお昼12時の状態。私たちもやっとスペースをみつけてテントを設営した。
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でもでも最高! テントを設営してから北海岳方向に散歩。
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北海沢の大雪渓(万年雪)を紅葉が取り囲む。

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北海沢のチングルマの紅葉

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赤石川の草紅葉

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北海岳稜線に咲く?ウラシマツツジ


雪渓でキンキンに冷やしたビールで乾~杯!
例年の黒岳避難小屋ではビールが売られているのだが、これもコロナ禍、担いで来ました。
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私たちはジンギスカン! 隣の若者たちは豪華焼き肉を楽しんでいました。少しおすそ分けをいただきました。これも山ならではの楽しみ。
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そして日が地平線に沈み、雲海の上の空がオレンジ色に染まり、またしても宇宙の中のひと時。残念ながらこのあと雲が広がり、星空を望むことはできませんでした。
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翌朝は雲の平から御鉢、北鎮岳へ。独り占め(二人)の大雪山に浸りました。
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赤岳、白雲岳方面では少なかったクロマメノキの実が雲の平では鈴なりになっていました。けれども、ここは国立公園なのでいっさい採取はできません。
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下山途中、「招き岩」のナナカマドの紅葉に感嘆!
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大雪山の紅葉ももう終盤戦。山頂付近はもう枯れ始めました。これからは中腹~山裾が美しいようです。まだ続きます「紅葉の大雪山」!

# by kobayashi-skin-c | 2021-09-26 15:41 | PHOTO & ESSAY | Comments(0)
2021年9月 『紅葉の大雪山(1)、赤岳から白雲岳、緑岳』 September 2021 "Mt Taisetsu in the Autumn Color #1"
予期に反して今年の大雪山の紅葉は素晴らしかった。
北海道では異例の暑さと雨不足の夏を終え、木々は弱り、紅葉への期待も少なかったが、自然の力は偉大である。そんな人間の心配をよそに、一段ときれいな山の姿を見せてくれた。赤の色がことのほか鮮やかであった。

9月中ごろ、まずは銀泉台登山口から赤岳に登り、白雲岳避難小屋キャンプ指定地でテントに泊まり、あたりの紅葉を愛でた。

まず目に飛び込んでくるのが登山口付近の山裾の紅葉。赤に、黄に、緑に、錦模様。
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誰もが足を止める駒草平の「神の池」。そうここは「カムイミンタラ(神々の遊ぶ庭)」


そして誰もが目を奪われる第三雪渓の紅葉。溶けた雪渓を囲む赤い帯が美しい。
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紅葉に見惚れながらも山頂を踏むことも忘れなかった。
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このコースは赤岳、白雲岳、緑岳と巡るので、赤、白、緑のトリコロール縦走と呼ばれる。そう言えば、7月のお花の季節にも同じコースを巡った(2021年7月『花の楽園 - 大雪山 -』をご参照ください)。

このコースのもう一つの魅力が、「白雲岳避難小屋」。避難小屋なのだが「絵になる山小屋」である!遠くにトムラウシ山を見晴らす秋色の白雲岳避難小屋。
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ちなみに下は7月の写真。雪渓に囲まれる夏色も素晴らしい! 冬色も見てみたいものだ。
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小屋に泊まるのも素晴らしいが、テント泊はまた一段と楽しい。宇宙と一体になった気分を味わえる。
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次第に暮和み、地平線は朱色から濃紺色、漆黒へと変わり、上弦の月が地平線にかかる。そして満天の星空が現れる。もうオリオンが空高く天を占め、昴が天頂でまたたく。

朝日を迎え、またしばし紅葉を楽しんだ。
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今年の紅葉を楽しもう。
さらに表大雪の山々を巡ります。


# by kobayashi-skin-c | 2021-09-24 11:14 | PHOTO & ESSAY | Comments(0)
2021年9月 『十勝連峰縦走、夕日、朝日』 September 2021 "Trekking in Tokachi Mountains, Sunset, Sunrise"
快晴の天気予報に胸を膨らませ、秋の夕日、朝日を観るため、十勝連峰の上ホロカメットク山へと向かった。北海道の山には避難小屋しかない。その避難小屋も稜線上に立つものはここ上ホロカメットク山ぐらいだろうか。夕日、朝日の両方を楽しむには稜線上しかない。
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十勝岳温泉の登山口を出発するころ、あたりは一面乳白色の霧の中。天気予報では午後から晴れの予報だったので、登るうちに霧が晴れるだろうと期待していたのだが、小一時間歩いたあたりから霧は霧雨に、そして本降りの雨となってしまった。思わず「女心と秋の空」と呟いてしまったが、衣子はすかさず「天気予報を信じるあなたが悪いのよ!」と応酬。
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モヤの中の上ホロ小屋に着いてびっくり!すでに夏山シーズンは終わった平日に小屋泊まりの物好きは私達だけかと思っていたら、なんと1階も2階も人でいっぱい!話を聞くと、みんな晴天の天気予報を信じて登ってきたらしい。それもテント泊のつもりで来たけれど、この雨のため小屋に入ったとのこと。なんとか場所を確保したが、そこは吹き込んだ雨で床が濡れていた。なんとも気分が沈む。

暖かくして、担いできたビールをあおっていると、窓から日が差し込んできた。あわてて外に出てびっくり!晴天と暖かい太陽の陽射し。衣子を、そしてみんなに声を掛けた。
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濡れたレインウエア、ザックを干し、ビール、ワインを飲んで山の神に感謝していると、始まりました、夕日、夕焼け劇場。
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夕日に染まる衣子
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そして日が沈む。頂上直下の安政火口が不気味な色に変わり、上ホロカメットク山の頂きが最後の陽を受ける。
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上ホロカメットク山(1920m)には積雪期登山で二度登ったことがあった。カッコ良い山である。写真は上ホロカメットク山対岸の三段山山頂から。私のヘルメットの上あたりの平らな所が避難小屋のある場所。
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上ホロ小屋の夜は寒かった。テント持参の若者たちはみな小屋を出て、中は私達だけとなってしまい、おまけにすきま風。下界はまだ夏の空気が残っていたが、山上はもうすっかり秋である。寒さのためうつらうつらのまま朝を迎えた。

快晴!
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のんびりと朝ご飯を食べ、稜線歩きへと向かった。
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まずは上ホロカメットク山山頂にご挨拶。後ろは十勝岳とその噴煙。
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そして上富良野岳、三峰山を越えて富良野岳(1912m)を目指した。
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富良野岳に登るころ、またガスが昇ってきて、山頂からの眺望を得ることはできなかった。これが秋の天気!天気予報をあてにしてはだめですね。

紅葉には早かったが、ナナカマドの実は真っ赤。
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ウラシマツツジの葉が色づき始め、秋の草花が山道を彩っていた。
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イワギキョウ
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エゾオヤマノリンドウ
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ミヤマアキノキリンソウ
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ウメバチソウ
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今年の紅葉はどうでしょう。夏の高温、日照りが続き、枯れた葉が多かったように思います。自然の移ろいだから仕方ないのですが、二酸化炭素排出による地球温暖化が原因だったとしたら、悲しいですね😢

# by kobayashi-skin-c | 2021-09-09 10:38 | PHOTO & ESSAY | Comments(0)
2021年8月 『北アルプス、槍から笠へ』 August 2021 "Japan Alps, From Mt Yari to Mt Kasa"
古希の身体を試しているのかもしれない。
羊蹄山に始まり、大雪山白雲岳、知床連山縦走、大雪山クワンナイ沢。
北海道ならではのテント泊、避難小屋泊を続けた。
そしてこの北アルプス縦走。


8月9日、東京オリンピック2020の男子マラソンを見届け札幌を出発。フジドリームエアラインで新千歳空港から松本空港にひとっ飛び。松本市内に泊まり、翌朝上高地から入山した。おりしも台風9号が上陸したころであった。


河童橋を渡り、いざ出発。穂高の峰々は雲の中で、雨は降ったりやんだり。

この日、初日の宿は大好きな徳澤園。ご馳走を食べて、名物のソフトクリームをほおばり、雨と風の音を聞きながら夢の世界。天空の縦走に思いをはせる。

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翌朝、小雨模様であったが、台風のせいで木々は梢を鳴らしながら大きく揺らいでいた。
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徳沢から横尾へ、そして槍沢の左岸を登る。槍沢はごうごうと音を立てながら濁流が流れる。登山道まで水があふれているところもある。不安もあったが、引き返す選択は思いつくまでもなく登り続けた。
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槍沢を登り詰め、グリーンバンドのモレーンを越えたカール内からは、体がよろけるほどの強風と、音を立てて打ち付ける雨。「殺生小屋はまだ?」、「もうちょっと」、「いつ着くのよ?」、「もうちょっと」、「もうちょっと、もうちょっとって、そればかりじゃない」、「もうちょっと」、「もう絶対来ない、もう絶対山には登らない!」

槍ヶ岳山頂が近づくころ、強風と雨で命の危険すら感じた。このまま足が止まったら確実に低体温症で、死んでしまうだろうなぁ、と感じたが、衣子は口がよく動いていたので、大丈夫だろうなぁと確信しながら殺生小屋を目指した。



そして殺生小屋の夜が明けて、
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この衣子の笑顔と、この槍の雄姿!台風一過、晴れ間がのぞく好天を得て、槍ヶ岳山頂を目指した。

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四度目の槍ヶ岳山頂。360度の大パノラマを楽しんだ。日本の最高峰は富士山だが、日本最高の山岳美は北アルプスにある。槍の山頂から来たアルプスの峰々を俯瞰する。大キレット、前穂北稜、北穂、奥穂にジャンダルム、そして西穂。歩いたんだよなぁ、あそこも、あっちも。

槍ヶ岳を越えて西鎌尾根を下る。行く手には目指す双六岳、三俣蓮華岳、笠ヶ岳が稜線の向こうにある。振り返ると槍の穂先と北鎌尾根、登山道の両脇にはお花畑とライチョウ。天空漫歩を満喫した。
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コバイケイソウと槍ヶ岳、北鎌尾根
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お花畑の中の空中漫歩
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ハクサンフウロウ
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エーデルワイス(ミネウスユキソウ)
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「ゲコゲコゲコゲコ」と大きな声を出しながら、「バタバタバタ」と私たちの頭の上をかすめるようにライチョウが飛んできた。びっくりした。飛ぶライチョウを見たのは初めて!そして目の前に「ドサリ」と着地し、しばらくは私たちを案内するかのように山道の上を歩いた。
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双六岳と双六小屋
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疲労の度合いも考えて、この日は三俣蓮華まで足を伸ばすことなく、双六小屋に投宿した。素晴らしい山小屋だった。

しかし、この後から天候は一変。翌朝、双六岳の山頂は霧雨の中。さらに雨は降り続き、笠ヶ岳への中継地である鏡平小屋に入ったところ、小屋の主人から「まだ元気があるのなら下山しなさい。明日は大雨前線のためもっと雨量が増す、明後日はもっと降る!秩父沢の渡渉ができなくなると山に取り残される」と助言を受けた。
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助言のままに下山を開始。麓の林道まで下りたところで、わさび平小屋に辿りついた。日も暮れてひと心地ついたころ、岐阜県警のパトカーが登ってきた。行方不明者が出たらしい。
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その後しばらくして、その方はズボンが破れた姿で下山してきた。ひと安心。


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一日早い下山となったが、無事が何より。アクリル板ごしに乾パーーイ!
鏡池に映る槍・穂高連峰の姿、笠ヶ岳登頂は逃してしまったけれど、「また一緒に来てあげるわよ」と力強い衣子の言葉。暴風雨の登山、大雨の中の下山、なかなかできない体験でした。

わさび平小屋から林道を下り、最後の宿泊地新穂高温泉「深山荘」。ワイルドな露天風呂を楽しみ、飛騨牛の朴葉焼きに舌鼓を打っているうちにも、雨は降り続き、翌朝の信州・飛騨の道路網はズタズタ。安房トンネルは通行止めとなり、予定していた松本空港には行けず、バスで高山市へと下ったものの、JRも高速バスもすべて運休。北海道に帰られぬ彷徨える難民となった次第。
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濁流の蒲田川に架かるつり橋を渡る。
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なんとも危険に富み、かんとも痛快で、いろんな経験を積んだ山行となりました。
また来るぞ、命許す限り。

# by kobayashi-skin-c | 2021-08-19 21:13 | PHOTO & ESSAY | Comments(0)