2011年5月 早春の北海道大学キャンパス
北海道大学出身の方たちはよく知っているかもしれません。
この清廉にして気高く気品を漂わせる野の花、オオバナノエンレイソウ。
北海道大学の記章となっています。キャンパス内「恵迪の杜」には群落があります。
c0219616_17322747.jpg


早春の中央ローン、クラーク博士像
c0219616_17414339.jpg

c0219616_17421360.jpg

# by kobayashi-skin-c | 2011-06-02 17:43 | PHOTO & ESSAY | Comments(0)
2011年5月24日教室『夏のお化粧、お肌の手入れ』
5月の札幌、まだまだ風は冷たく「春は名のみ」。しかし油断は大敵、すでに紫外線の量は真夏8月と同じ。空気が乾燥しているぶん、肌への影響は大きいと言えます。今から始めたい紫外線対策。今回の皮膚の健康教室では、アクセーヌ(株)の学術員、瀬戸陽子さんをお招きして『夏のお化粧、お肌の手入れ』についてお話しいただきました。

紫外線がおよぼす皮膚への影響は?
生活紫外線=UVA(紫外線A波):窓ガラス越しにも入ってくる紫外線。日焼けは起こしませんが、長く当たると皮膚の色が濃く黒くなったり、長年続くと皮膚のシワ・たるみの原因となります。
レジャー紫外線=UVB(紫外線B波):夏の海、冬のスキーなどで起こる日焼けを起こす紫外線。重症の場合、皮膚は真っ赤にはれあがったり、水ぶくれができたり、そしてその痕にはシミ。長年続くと皮膚がんのもとにもなる紫外線。
「光老化」という言葉があり、シミ、シワ、たるみなどの皮膚の老徴は、紫外線に長年当たり続けることが体内時計以上に皮膚の老化を進めることを意味します。
でも、太陽の光がなければ私達は生きていけません。すべての地球上の生命は、太陽の光から恩恵を受けています。太陽の光がなければ栄養源となる野菜も果物も育ちません。私達の体自体も、陽の光の一部である紫外線の働きで皮膚の中で大切なビタミンDを作っています。

陽の光と上手に付き合いながら、毎日の生活を送り、楽しむことが求められています。

夏のお肌の手入れ、その誤解

①日焼け止めは、SPFが高ければ高いほどよい?
 そうではありません。TPOが大切です。TPOとは、T(time、時間・季節)、P(place、場所)、O(opportunity、機会・行動)。普段の生活、通勤、通学、お買いものであれば、SPFの数値は、20-30で十分です。夏のレジャー、春スキー、長時間のスポーツ観戦のときには、40-50のものが必要です。SPF値が高ければ高いほど、化粧品としての白さが目立ち、伸びにくく、また洗顔しづらいものです。ことに敏感肌、ニキビ肌をお持ちの方では、皮膚のトラブルとなりやすく、SPF40-50のものを常時使用する必要はありません。
"SPF"って何?
 いまどき知らない人はいないかもしれませんが、"Sun Protection Factor"。レジャー紫外線であるUVBから、どれぐらい皮膚を守るかを表す指数です。数値が大きいほど日焼けを防ぎます。SPF1は、晴天の真夏の昼間で20分、何も塗らないと皮膚は赤くなります(個人差は大きい)。その20分を防ぐのがSPF1。SPF10の日焼け止めを塗ると20分x10=200分までは、日焼けを防ぎます、という意味です。しかし、黒くなることは防げません。
そこで"PA"?
 これも、いまどき知らない人はいないかもしれませんが、"Protection grade of uvA"。生活紫外線であるUVAからの防御指数です。(+)、(++)、(+++)の三段階です。普段の生活では(+)か(++)で十分です。

②日焼け止めはよく伸ばして使った方がいい?
 最近のフェイス用は、お化粧下地を兼ねている製品が多く、のびが良いために控え目によく伸ばして使いがちです。しかし日焼け止めクリームはSPF50の製品を半分の濃さで塗っても、SPF25の効力を発揮することはできません。SPF10以下になってしまいます。かならず使用説明書にある「適量」を守ってください。

③日焼け止めは一度ぬればOK?
 日焼け止めを下地にメイクアップした場合、少し汗をかいてお化粧崩れをしたからといって、お化粧直しをするのは面倒。でもどんなにSPF値が高くても、汗で、海で、プールで流れ落ちてしまったら効力を失います。理想的には、2~3時間ごとに塗り直しましょう。

④日傘は黒!?
 確かに紫外線をもっとも吸収して通さないのは、黒色。しかし白いものは紫外線を反射させます。ある実験によると黒い傘も、白い傘も、効果は変わらなかったとか。黒は熱も吸収するため熱くなってしまいます。

⑤紫外線は太陽からだけ?
 もちろん紫外線の発生源は太陽から。飲み歩いて「ネオン焼け」?それはないでしょう。紫外線は上からだけではなく、反射紫外線もあります。一番は、雪面。太陽光の70%を反射しますので、スキー場では1.7倍の紫外線を受けることになります。そのほか、砂浜、海、湖などの水辺も要注意です。

日焼け止めの正しい塗り方
①頬、あご、額、鼻(いちばん紫外線があたりやすい場所)に少量ずつ
 のせ、そこから手のひら全体を使って、むらなくなじませます。
②目のまわりなど、細かい凹凸のある部分は、薬指の腹を使ってなじませ
 ます。
③最後に、両手のひらで顔全体をやさしく包み込んで、肌にフィットさせ
 ます。
④「一度にたっぷり」ではなく、「適量を少しずつ」重ねます。

やさしい落とし方
①クレンジングをお使いください。日焼け止めは洗うだけでは落ちません。
 クレンジング製品をたっぷり目に使って、皮膚をこすらずにやさしく
 なじませて下さい。
②洗顔は、しっかりと泡だてた「豊かな泡」で顔全体を包み込み、強くこす
 らずに、やさしく落としましょう。

さて、講師の瀬戸陽子さんの最後の提案
「自分にあった日焼け止め、お化粧品を選んでくださいネ。自分以上に自分の肌を知る人はいません。適確に紫外線を防御、そして塗りやすく、やさしく落とせるもの、そんなお化粧品を一緒に探しましょう。」
# by kobayashi-skin-c | 2011-06-02 17:26 | 「皮膚の健康教室」抄録 | Comments(0)
2011年5月 水芭蕉、桜
今年の北海道の春は遅い。連休が終わり、やっと水芭蕉、桜が満開を
迎えた。

石狩川河口、マクンベツ湿原の水芭蕉
c0219616_034368.jpg

札幌中島公園、豊平館の桜
c0219616_0331261.jpg

# by kobayashi-skin-c | 2011-05-15 00:35 | PHOTO & ESSAY | Comments(0)
2011年4月 大雪旭岳
3月に続き、春の大雪に遊んだ。目指したのは北海道最高峰『旭岳』。
3月末の新雪に覆われた旭岳は真っ白に輝き、神々しいまでの姿を
見せてくれた。
c0219616_0144228.jpg

しかし登山は厳しいものであった。山頂近くからは強風が吹き荒れ、
背中のザックにくくり付けたスキーがあおられるため体が宙に浮く
感じとなり、何度か雪面に這いつくばった。先を登っていたスノー
ボーダーたちは身動きできなくなっていた。
c0219616_016378.jpg

山頂での達成感、そして眺望はすべての苦労を忘れさせた。そして、
広大な北斜面を、裾合い平めがけて大滑降。
c0219616_0174123.jpg

かちんかちんの雪と、やわらかい吹き溜まりとが入り混じった難しい
斜面であったが、無事麓までたどりついた。忘れられない春(冬?)の
思い出。
c0219616_0194812.jpg

c0219616_0221733.jpg

# by kobayashi-skin-c | 2011-05-15 00:28 | PHOTO & ESSAY | Comments(0)
2011年4月26日教室 『ステラーラ』
『ステラーラ』は、新しい薬剤。乾癬の治療に使われる一番新しい生物学的製剤(バイオロジックス)です。3か月に1回の皮下注射だけで乾癬の症状がコントロールされます。3月中旬に厚生労働省で認可され、使用可能となりました。どんな薬か、どれぐらいの効き目か、副作用は、値段は、・・・・・、乾癬の患者さんすべてに効くわけではなく、またすべての方が使えるわけではありません。しかしながら、3か月に1回の治療だけで、病院通いからも、毎日の軟膏塗りからも解放されることを考えると、治療の選択の一つとして考えてみることも良いでしょう。昨年、乾癬治療に待望の生物学的製剤(バイオロジックス)が『レミケード』、『ヒュミラ』登場しました。『ステラーラ』との比較は以前の資料(院長ブログ「よくある疾患Q&A」、生物学的製剤)を参照してください。

ステラーラを発売するヤンセンが発行するパンフレット(慈恵会医科大学、中川先生監修)のコピーを掲載します。ご参考としてください。

c0219616_2347154.jpg

c0219616_23473216.jpg

c0219616_234857100.jpg

c0219616_23492623.jpg

c0219616_23495659.jpg

c0219616_23502793.jpg

c0219616_2350543.jpg

c0219616_23512539.jpg

c0219616_23532192.jpg

c0219616_23535293.jpg

# by kobayashi-skin-c | 2011-05-15 00:00 | 「皮膚の健康教室」抄録 | Comments(0)