7月~8月の40日間、ずっと思い描いていた夢の旅を実現させました。3月に引退し、四国遍路に続く私の卒業旅行です。旅は5つのパートに分かれ、 パート1:イタリア・ヴェローナ音楽祭(アレーナのオペラ) パート2:イタリア・ドロミテのトレッキング パート3:オーストリア・ザルツブルク音楽祭 パート4:イタリア・スイス・フランスにまたがるツールドモンブランのトレッキング パート5:スイス・ルツェルン音楽祭 3ヶ所の音楽祭が2ヶ所のトレッキングを挟むように旅を計画しました。 ブログでは5回に分けて連載いたします。写真の枚数も多く、長文となってしまいましたがお付き合いのほど宜しくお願い申し上げます。
ヨーロッパ卒業旅行パートパート2:イタリア・ドロミテのトレッキング あの時から恋をした 君に、ドロミテに💕 2013年2月10日 2023年7月16日 まずは荒々しい岩山Sussolungo(最高峰はLangkofel 3181m)を一周するラウンド・サッソルンゴに挑戦。岩壁の下まではゴンドラで登ります。ゴンドラと言っても二人乗りの電話ボックスのような金属の箱。緊張しました。 正確な花の名は分からないのですが、北海道の高山植物によく似たものが多くみられました。 美しい湖にも出会いました。 まずはLago di Braies(ブライエス湖) そして、朝。 また次の夢を膨らませたドロミテでしたが、山ばかりではなくチロルの村々も美しく、そして何より食べ物とワインが美味しいのです! #
by kobayashi-skin-c
| 2023-09-12 12:01
| PHOTO & ESSAY
|
Comments(0)
7月~8月の40日間、ずっと思い描いていた夢の旅を実現させました。3月に引退し、四国遍路に続く私の卒業旅行です。旅は5つのパートに分かれ、 パート1:イタリア・ヴェローナ音楽祭(アレーナのオペラ) パート2:イタリア・ドロミテのトレッキング パート3:オーストリア・ザルツブルク音楽祭 パート4:イタリア・スイス・フランスにまたがるツールドモンブランのトレッキング パート5:スイス・ルツェルン音楽祭 3ヶ所の音楽祭が2ヶ所のトレッキングを挟むように旅を計画しました。 ブログでは5回に分けて連載いたします。写真の枚数も多く、長文となってしまいましたがお付き合いのほど宜しくお願い申し上げます。ヨーロッパ卒業旅行パート1:イタリア・ヴェローナ音楽祭 アレーナ・ディ・ヴェローナ音楽祭(Arena di Verona Festival)は、3万人を収容できる古代ローマの円形競技場の遺跡を舞台に毎夏開催されます。歴史は古く1913年、折からのジュゼッペ・ヴェルディ生誕100年を記念して企画されました。公演は夕暮れから始まり、観衆は日が落ちると持参した小さなキャンドルをともすのが伝統です。 まずは開場前に腹ごしらえ。アレーナの前にはレストランが立ち並び、着飾ったシニョーリ・シニョーラ(紳士淑女)が食事をとっています。 中休みのころにはすっかり夜のとばりが下りて、涼しい風が吹きます。 長径139メートル、短径110メートルの楕円形のこの闘技場(アレーナ)はローマ帝国初代皇帝アウグストゥス(在位 前27年 - 14年)によって建てられたもので、闘技士による(人間対人間の)闘技、2世紀頃からはヴェナティオ(venatio、狩り)と呼ばれる人間対猛獣の競技が多く催されたそうです。なお、キリスト教徒に対する拷問・処刑も3世紀頃、ローマ帝国の闘技場で一般的には行われていたようです。なんとも残酷な歴史があったようですが、現在は美しい歴史的遺産として世界遺産となっており、そしてここを舞台にオペラが上演されるのです。通常のオペラハウスとは違った雰囲気が魅力であり、出演する歌手・指揮者・演出家も当代最高レベルのもの、私たちの憧れの音楽祭でした。 私たちは二公演を観劇しました。 まず初日がロッシーニ「セヴィリアの理髪師」、そして二日目がヴェルディ「椿姫」でした。ともに有名なオペラであり、序曲、アリア、合唱、いずれも聞きなれた音楽でしたので、深夜まで続く公演にも飽くことなく聴き入りました。というか、見惚れました。なんと言ってもアレーナの雰囲気に酔いしれた二晩でした。 開演前、銅鑼が打ち鳴らされます。YouTubeでご覧ください。 「セヴィリアの理髪師」カーテンコール(幕はありませんが、) 「椿姫」はミラノ・スカラ座と同じ模様の幕絵が用意され、出演者もスカラ座主力メンバーでした。アルフレード役を演じたヴィットリオ・グリゴーロ (Vittorio Grigolo) は今をときめくテノール歌手で、歌声、容姿ともに傑出していました。驚かされたのは冒頭のシーン、ヒロイン「ヴィオレッタ」の葬列には本物の馬が棺を引いていました。これもYouTubeでご覧ください。 ヴェローナと言えば、シェークスピアの「ロミオとジュリエット」の舞台となった町。今も中世の時代そのままの町並みが残り、蛇行するアディジェ川沿いに広がる町の景観は大変美しいものです。 今回の旅行ではヨーロッパ往復の飛行コースが大きく変わっていました。戦争の影響でロシア上空を飛ぶことができません。往路はアラスカから北極、そしてグリーンランドの上空を飛び、復路は中近東、アジア経由でした。 グリーンランド上空 ロミオとジュリエットの町、ヴェローナからドロミテの山に向かって北上。途中、トレントにあるフェッラーリ社に立ち寄りました。イタリアには世界に名をはすフェッラーリ家が二つ。もちろん一つは車のフェッラーリ。そしてもう一つが、ここシャンパーニュを超えるスパークリングワインを産するフェッラーリ社。ところがレストランの前には何と、緑のランボルギーニ! うらやましく眺め、写真を撮らせていただきました。
#
by kobayashi-skin-c
| 2023-09-11 18:33
| PHOTO & ESSAY
|
Comments(0)
初夏、心が弾みます。燦燦の日差し、でも木陰は涼やかな風。
山へ、北大のキャンパスへ。 空沼岳、もう50年以上通っている山。 さらに、初夏に必ず登る定山渓天狗岳。ここに初めて登ったのも1970年、大学1年生の時でした。花の山です。 北海道大学キャンパスに、今年もオシドリの雛が誕生し、すくすくと育っています。でも、自然の厳しさも教えられます。 花の富良野岳へ。毎年この季節は花を求めて夕張岳に登るのですが、夕張岳登山口が土砂崩れのため閉鎖され開通の目途が立っていません。欲張って富良野岳を目指しました。上ホロカメットク山(通称カミホロ)から富良野岳へのミニ縦走。登山道沿いはお花でいっぱいでした。 奥の台形の山がカミホロ。 今年の北海道は初夏からあっというまに盛夏。異例の暑さです。どうか皆さまくれぐれも無理なさらぬよう、ご自愛ください。 暑中お見舞い申し上げます。
#
by kobayashi-skin-c
| 2023-07-10 16:05
| PHOTO & ESSAY
|
Comments(0)
衣子が札幌から合流し、遍路歩き中に行けなかったところ、のんびりできなかったところを二人で訪ねました。
まずは75番霊場善通寺。お大師様生誕1250年を祝う秘仏公開、大法要が営まれていました。善通寺宿坊に宿泊し、法要、勤行で生誕1250年を祝いました。 四国の最後は、清流四万十川、吉野川支流の祖谷渓、神山町で、森林浴、滝行、サウナ浴を行い、身も心も調えました。 四万十川、「岩間の沈下橋」 「ありがとう」の感謝の気持ちを胸いっぱいに、お遍路旅の締めくくりは、海を渡り、お大師様が今も生きる高野山奥の院へ。「結願」の御礼を伝えるため参拝しました。 同行二人に始まり、すべての人々に感謝する旅路であったと思います。みんなに、そして最後の写真を撮ってくれた衣子に、ありがとう。
#
by kobayashi-skin-c
| 2023-06-30 15:50
| PHOTO & ESSAY
|
Comments(0)
お遍路結願は衣子とともにと予定を立てていましたが、急遽変更し一人旅へと向かいました。お遍路を終えた今、「悟り」の一人旅でしょうか? 説明は少しにして、数々の写真でその「悟り」をご確認ください。 ラフティング遍路 「しまなみ海道」自転車遍路 「しまなみ海道サイクリング」に長らく憧れていましたが、自転車転倒の骨折事故以来、自転車は固く止められ、半ばあきらめていました。石鎚山から下山したらしまなみ海道出発点の今治市です。こんなチャンス、またとない!レンタサイクルで今治・尾道を往復することとしました。内証です。 というわけで「悟り」とはほど遠い72歳の「冒険とロマン」の旅でした。
#
by kobayashi-skin-c
| 2023-06-30 11:24
| PHOTO & ESSAY
|
Comments(0)
|
リンク
カテゴリ
最新の記事
以前の記事
2024年 11月 2024年 10月 2024年 08月 2024年 07月 2024年 05月 2024年 04月 2024年 03月 2024年 01月 2023年 12月 2023年 11月 2023年 10月 2023年 09月 2023年 07月 2023年 06月 2023年 04月 2023年 01月 2022年 12月 2022年 10月 2022年 06月 2022年 03月 2022年 02月 2022年 01月 2021年 12月 2021年 11月 2021年 10月 2021年 09月 2021年 08月 2021年 07月 2021年 04月 2021年 03月 2021年 02月 2020年 12月 2020年 11月 2020年 09月 2020年 08月 2020年 06月 2020年 05月 2020年 04月 2020年 03月 2020年 01月 2019年 12月 2019年 08月 2019年 07月 2019年 06月 2019年 05月 2019年 02月 2019年 01月 2018年 12月 2018年 11月 2018年 08月 2018年 07月 2018年 05月 2018年 04月 2018年 03月 2018年 01月 2017年 10月 2017年 09月 2017年 08月 2017年 07月 2017年 05月 2017年 04月 2017年 03月 2017年 02月 2017年 01月 2016年 12月 2016年 11月 2016年 10月 2016年 09月 2016年 08月 2016年 06月 2016年 05月 2016年 04月 2016年 03月 2016年 02月 2016年 01月 2015年 12月 2015年 11月 2015年 10月 2015年 09月 2015年 08月 2015年 07月 2015年 06月 2015年 05月 2015年 04月 2015年 03月 2015年 02月 2015年 01月 2014年 12月 2014年 11月 2014年 09月 2014年 07月 2014年 06月 2014年 05月 2014年 04月 2014年 03月 2014年 01月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||